どうもインベスターS.Tです。
MT4には様々なインジケーターがあります。
順張りに特化したもの、逆張りに特化したものなど、その数は何十にもなり、組み合わせ方も多様にあります。
インジケーターは、取引方法によって使い分けなければいけません。
逆張り用のインジケーターで有名なものといえば、「ボリンジャーバンド」や「RSI」、「MACD」などが皆さんがよく使われるインジケーターだと思います。
そんな数ある逆張りインジケーターの中でも、「i-Regr」というインジケーターはご存知でしょうか?
知らないという方も多いと思います。
そのため!
今回は、「i-Regr という逆張りインジケーターとは?EA化も進んでいるのか?、そしてMT4での使い方や設定」を解説していきたいと思います。
目次
i-Regrインジケーターとは何か?
「i-Regrインジケーター」とは、MT4にて逆張り用に作られたインジケーターの1つになります。
しかし、MT4には標準搭載されていないので、外部から無料でインストールする必要があります。
三本ラインで構成されていたり、形は非常にボリンジャーバンドに似ていますが、大きな違いはボリンジャーバンドは中心に移動平均線を使いますが、i-Regrは中心線に回帰直線を使うことです。
統計学に基づいた計算式で構成されていて、プラスのラインはレジスタンスライン、マイナスのラインはサポートラインとして示唆してくれることもあります。
i-Regrインジケーターの設定方法について!
i-Regrの設定については、数値を変えることもできますが、基本的にはデフォルトのままで大丈夫です。
i-Regrの設定に関する注意点
ただし、i-Regrは、後から見ればいい判断材料として参考になりますが、リペイントするので少し難しいことも確かです。
そのため、単独で使うのではなく、逆張りに使えるほかのインジケーターと組み合わせるか、パラメーターを変えたi-Regrを複数重ねたりなどすることによって、勝率upに繋がるでしょう。
i-Regrインジケーターの使い方を解説!
i-Regrインジケーターの使い方は、ボリンジャーバンドとよく似ています。
バイナリーオプションでエントリーをする際は、まずチャネルの向きを見て方向性を掴みます。
例えば、チャネルが上向きでローソク足が下のバンドより下に行けば、そこからまた上昇の可能性があるので、その時点で「highエントリー」です。
最後まで取引をしてもいいですし、ミドルラインに達した時点で利確すれば確実ではあります。
反対に、チャネルが下向きでローソク足が上のバンドを上回れば、そこからまた下降する可能性が高いので、「lowエントリー」です。
こちらも、最後まで取引するか、途中で利確してください。
チャネルの向きがトレンド方向に向いていなくても天井、天底は教えてくれるインジケーターにはなっていますが、少しでも確実性を求めるのであれば、チャネルの向きにも注意することで、エントリー根拠を増やすことによって、勝率は上がることでしょう。
i-RegrインジケーターはEA化も行われている?
i-RegrのEAはいますでに日本、海外共々に存在しています。
「天井天底を教えてくれるi-regrは、EAにしたら便利なのではないか?」と思いますが、i-Regrの特徴として、リペイントすることが挙げられます。
リペイントするということは、エントリーポイントがきてエントリーしても、i-Regrの数値が変われば、そのポイントが繰り上げになっていくのです。
そのため、「どこがエントリーポイントか定かではない」ということです。
それを踏まえた上で、i-RegrのEAは、エントリーポイントを教えてくれる用途ではなく、裁量トレードのエントリー根拠として取り入れたほうがいいかもしれません。
いくつかのインジケーターの組み合わせで天井と底が合致すれば、そこが天井と底の可能性が高いので、エントリー根拠としては十分可能性が高くなります。
使い方には注意しよう!
i-Regrは、過去の数値から計算されているので、結果的に見ればわかりやすく、反転ポイントも視覚的にはっきりしていますが、現在でのエントリーポイントはリペイントするので、単体で使うのは難しいです。
EA化はしてますが、使い方に気をつけましょう。
他と組み合わせること、i-RegrのEAをそのまま鵜呑みでエントリーしないように気をつけてくださいね。
i-Regrインジケーターに関するまとめ
今回は、「i-Regr という逆張りインジケーターとは?EA化も進んでいるのか?、そしてMT4での使い方や設定」を解説させていただきました。
I-Regrの過去のデータを見るととても正確に見えますが、リペイントするので正しい検証はできません。
そのため、その点は頭に入れておかないといけません。
ラインタッチしたからと言ってエントリーすれば、そのまま上昇や下降の勢いが止まらずに大損してしまうかもしれません。
ただ、天井と天底を教えてくれる優秀なインジケーターには変わらないので、他のインジケーターとの組み合わせ、i-Regrの数値を変えて何個か表示してみる、といった工夫をして取引に役立ててみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。