どうもインベスターS.Tです。
あなたは、「ロールオーバー」という言葉を聞かれたことはありますか?
FXから為替を始めているトレーダーならよく聞く言葉かもしれません。
国内バイナリーオプションしかやったことないや、ずっと1か所の海外業者しか利用していないというトレーダーだと、知らない人も多くいるはずです。
バイナリーオプションにおけるロールオーバーとはいったいどのようなものなのでしょうか?
今回の記事ででは、「ロールオーバーの意味と、バイナリーオプション取引で活用するため手法」について解説していきます。
目次
ロールオーバーの意味について
ロールオーバーの言葉の意味は「乗り換え」になります。
ただ、ロールオーバーは行う投資によって、様々な使われ方をしているので注意してください。
今回は、バイナリーオプションにおけるロールオーバーについての解説です。
先物やFXの使われ方とは異なります。
まず誰もがご存知ですが、バイナリーオプションは、終了時間が決められている投資です。
ロールオーバーは、この終了時間を延ばせる機能となります。
つまり、ロールオーバーを離党することで、負けそうな結果を覆すことができるかもしれないのです。
ロールオーバーの仕組みを具体的に解説!
ロールオーバーは、バイナリーオプション業者によって機能が異なります。
統一して言えることは、終了時間を延ばせるということです。
ロールオーバーを利用すれば、もし自分が予想していたよりも反発するのが遅かった場合に、1度だけ延長することで負ける局面を覆すことができるかもしれません。
この点については、どの業者のロールオーバーも同じです。
異なる点は、以下の点になります。
1)取引終了何分前まで利用可能になっているか(10分前の業者が多い)
2)利用する場合は投資金に対し数パーセントの手数料を支払う(30~50%の業者が多い)
3)手数料は追加投資となる
4)延長できる時間も異なる(15分か30分が多い)
ロールオーバーが利用できるのは10分前が多く、それ以降は利用することができません。
つまり、超短期取引では利用ができないので注意してください。
それでは、10,000円のバイナリーオプション取引において、ロールオーバーを利用した場合を詳しく解説します。
終了10分前で負けそうと判断したため、5,000円の手数料を支払ってロールオーバー15分を利用しました。
ロールオーバーの利用後に勝利すれば、15,000円×ペイアウト率が払戻されます。
もし負けると、15,000円を失うことになるのです。
ロールオーバーを利用するメリット・デメリット
メリットとしては、負けを減らすことができるかもしれないという点です。
デメリットとしては、負けたときの失う金額が増える点になります。
もし、ロールオーバーを利用するのならば、確実に勝てるという予想が必要となるのです。
ロールオーバーをバイナリー取引で活用する手法とは?
ロールオーバーをバイナリー取引で活用するのは、予想を反した局面になります。
明らかに予想を間違えたときにロールオーバーを活用するのは、損失を増やすだけです。
ロールオーバーを活用するべきポイントとは?
もしロールオーバーを活用するのであれば、終了10分前で明らかに負けると予想することが必要になります。
10分前に明らかに負ける局面を判断しなければ、ロールオーバーを活用することで勝てた勝負を負けにするリスクを伴うのです。
もし、ロールオーバーが終了時間ギリギリで利用できる機能であれば、活用方法も広がりますが、10分前ではテクニカル分析をやり直すという手法になってしまいます。
では、ロールオーバーを活用するのであれば、どのような局面が良いでしょうか?
例えば、レジスタンスラインに触れたことで、逆張りでエントリーをしたとしましょう。
結果逆張りが成功すれば良いですが、予想を反してレジスタンスラインを突破しました。
明らかに負けると判断できますが、ローソク足は底値にタッチしようとしています。
これは底値により明らかに大きく反発すると予想できたのならば、ロールオーバーを活用するタイミングです。
テクニカル分析をやり直すことで、勝てる可能性が高まったときに、ロールオーバーを活用するようにしましょう。
ロールオーバーに関するまとめ
ロールオーバーを利用できるのは、海外バイナリーオプション業者のみです。
国内バイナリーオプション業者では、現在活用することができません。
さらに言うと、海外バイナリーオプション業者でロールオーバーを利用できる業者も、ほとんど業務を終了してしまいました。
利用できた業者は次の通りです。
2)スマートオプション
3)VIPオプションこれらの業者は、ロールオーバーを利用することができた海外バイナリーオプション業者ですが業務を終了しているか、新規口座ができなくなっているのです。業者名を見ても、知らない業者だと思われるかもしれませんが、2017年ぐらいに利用できなくなっているので、当たり前かもしれません。
現在のバイナリーオプションで、ロールオーバーを利用する業者を探す方が大変です。
もちろん海外バイナリーオプション業者で、まだ利用できるところはありますが、日本では口座開設できない海外業者もあります。
ただですね、もしかするとこの先ロールオーバーを利用できるようにする業者も増えるかもしれません。
もしロールオーバーを利用したいのならば、その時を待つのが得策です。