どうも、インベスターS.Tです。
バイナリーオプションは二者択一の投資方法になります。
「なので勝率は50%でしょ!」と単純に考えている方が多いですが、実際はそうではないのです。
損益分岐点という言葉をご存知でしょうか?
これを知っているか知らないかで、これからの投資での利益の出し方は大きく変わってくることでしょう。
そこで今回は、ハイローオーストラリアの損益分岐点から考察して、勝率が何%必要なのか解説していきたいと思います。
目次
損益分岐点とは何か?
損益分岐点とは、損失にも利益にもならないポイントのことを指します。
主にバイナリーオプションの損益分岐点は勝率になりますが、ここでペイアウト倍率が関係してきます。
バイナリーオプションは二者択一であるので、二択から選ぶ。
つまり、1/2=勝率50%であると思われがちですが、実際はペイアウト倍率の関係で勝率50%にはならないこともあるのです。
まずは、その辺りについて次項で説明していきたいと思います。
ハイローオーストラリアは勝率50%でも損する?
「ハイローオーストラリアは勝率50%でも損をするのか?」について、単純に考えれば2つから1つ選ぶだけなので1/2。
つまり、勝率50%で利益が出ると考えますよね。
しかし・・・
バイナリーオプションの損益分岐点は勝率だけではなく、ペイアウト倍率が関わってきます。
多くの業者のペイアウト倍率は1.6~2.0倍ほどですが、例えば1.8倍というのは、勝っても倍額ペイアウトにはならないのです。
しかし、ハイローオーストラリアでは、取引方法によって倍率が2.0倍になるものがあるのです。
その取引方法は、スプレッドというエントリーしたときより、ある程度価格差がないと勝ちにはならないので、通常のものより少し難易度は高いのです。
ですが、このスプレッドを使えばペイアウト2.0倍が確定されているので、勝率50%でも損失を出すことはありません。
ハイローオーストラリアに必要な勝率を計算してみた
それでは、ハイローオーストラリアに必要な勝率を、実際に計算してみましょう。
以下が、勝率の計算式になります。
例えば、10回エントリーして、6回勝って4回負けたとします。そうすると・・・・
6(勝った回数)÷ 10(エントリー数)× 100=勝率60(%)となります。
ペイアウト倍率によって、どれくらいの勝率が必要なのかを計算するには、「100÷ペイアウト倍率」で求めることができます。
ペイアウト1.8倍で計算すると、
100÷1.8=55.5555
となるので、ペイアウト倍率が1.8倍のときは、勝率が55.5%以上であれば利益がでるので、先程の取引の勝率60%であればプラスになっていますね。
やはり、ペイアウト率1.8倍だと勝率は55.5以上とらなければいけないので、勝率50%では勝つことはできません。
ちなみにペイアウト2.0倍だと
100÷2.0=50
勝率50%になりますね。
ですので、バイナリーオプション自体の勝率が50%でもペイアウト倍率によっては、徐々にマイナスになってしまいますので、注意してください。
損益分岐点を超えない取引は危険なのか?
バイナリーオプションの損益分岐点は、単純に言えば勝率50%をとることです。
「損益分岐点を超えない」ということは利益がでないということなので、損失はないけどお金が増えることはありません。
そして、損益分岐点を超えないということは、すぐにマイナスになる可能性もあるということなので、安心できませんよね。
金額を高めにエントリーしたりしているときなどは、「精神面を考えれば利益がでない」というのは割に合わないと思います。
利益を出したいのであれば、損益分岐点は超えないとせっかく取引している意味がありません。
勝率70%、80%を謳っているトレーダーさんがいますが、先程の計算式からも分かる通り、勝率がそれくらいあるということは本当にすごいことなのです!運だけではそこまでの勝率は出せません。
きちんとしたエントリーポイントを解析しなければ、損益分岐点でも超えられない人はたくさんいます。
ハイローオーストラリアと損益分岐点に関するまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はハイローオーストラリアの損益分岐点を考察して、勝率が何%必要なのか?ということを解説させていただきました。
損益分岐点、なんて普段は難しく考えないで、「いくら勝てたからプラスいくらになったー!」と気軽になんとなく計算している方も多いと思いますが、それでもいいと思います。
利益を出しているトレーダーさんの多くもこのようにして算出していますので、ぜひみなさんもやってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。