BearsPower(ベアパワー)インジケーターとは?MT4での使い方や設定方法を解説!

 

どうもインベスターS.Tです。

 

為替相場は、投資家の買いと売りの戦いで日々動いています。

 

 

現在のチャートを見ているとき、その勢力争いが分かると便利だと感じませんか?

 

 

今回の記事で解説する「BearsPower」は、そんな勢いをお知らせしてくれるインジケーターです。

 

それでは、「BearsPower」について詳しく確認していきましょう。

 

目次

BearsPower(ベアパワー)の概要と特徴

 

為替相場は、「価格を上げる買い手側(ブル)」と、「価格を下げる売りて側(ベア)」によって変動しています。

 

 

もちろんBulls(ブル)のPower(勢力)が強ければ価格は上昇、Bears(ベア)のPowerが強ければ価格は下降をしていくのです。

 

 

この売り手の勢力を表してくれるのが、有名な「アレキサンダー・エルダー氏」が開発したインジケーター「BearsPower」なのです。

 

 

また逆に、買い手の勢力を表してくれる「BullsPower」というインジケーターも存在しています。

 

売りの強さが大きくなれば、BearsPowerの棒グラフで表された数値が、どんどん大きくなるという特徴を持っています。

 

BearsPower(ベアパワー)の設定方法について

 

 

①MT4で「BearsPower」を表示させるには、まずチャートを開きます。

②次に「挿入」をクリックします。

③インジケーター、オシレーターの順に表示され、BearsPowerが出ましたら「クリック」を行います。

④色や太さは自分の好きなものを選択します。

⑤期間に関してはデフォルト通り「13」を選ぶことがお勧めです。

 

 

これは、多くの投資家が選んでいる期間になるので、同じ画面をみるという考えから選ぶようにしましょう。

 

BearsPower(ベアパワー)の使い方を解説!

 

BearsPowerの使い方を理解するために、まずどのような理由で表示されているのかを理解しましょう

 

 

BearsPowerを表示する計算式は、「現在の最安値-指数移動平均線」で計算されています。

 

始値でも終値でもなく、ローソク足内の最安値が、計算に使われていることを理解しておきましょう。

 

 

また、先ほど期間で「13」と設定したのは、指数移動平均線で使用しようする期間だということも、計算式を調べると分かります。

 

 

BearsPowerの使い方まとめ
以上のことから、BearsPowerは、例え一瞬でも下降した数値を利用し表示するインジケーターということになります。下げれば下げるほど棒グラフが、0ラインから下へと大きく表示されるのものだというのが分かりました。
BearsPowerが0ラインより下に表示されると売りの勢力が強く、上に表示されると売りの勢力が弱まっていることが分かるインジケーターと理解しておきましょう。

 

 

BearsPower(ベアパワー)で攻略できるか?オススメの組み合わせとは?

 

 

BearsPowerは、単体で利用するには心許ないインジケーターとなっています。

 

 

BearsPowerでバイナリーオプションをを攻略するのならば、他のインジケーターと組み合わせて利用することがお勧めです。

 

私のお勧めするインジケーターは「ボリンジャーバンド」、「移動平均線」、「BullsPower」を「BearsPower」と合わせて表示させる方法です。

 

 

BullsPowerとBearsPowerを同時に表示させる理由は、より正確な勢力の情報を得るためです。2つのインジケーターが同じ方向を向いていれば、より確かな情報になるという訳です。

 

 

エントリー方法について
エントリー方法は、ボリンジャーバンドの-2σにローソク足がタッチ、バンドウォークを始めた時、BullsPowerとBearsPowerが0ラインより下にあれば、ローでエントリーをします。
移動平均線もデットクロスを起こしている状況であれば、なお良しといえるでしょう。
途中であまりにも大きくBearsPowerが反応した場合は、転売機能を念のため利用します。
また、1分様子を見てローソク足がまだ移動平均線よりも下に位置している場合は、引き続きローエントリーを行うという手法になります。

 

 

この手法は、大きく戻ってきて最終的に負けてしまうという恐れをBearsPowerにより回避するという方法なのです。

 

BearsPower(ベアパワー)に関するまとめ

 

BearsPower一つでは、勢力の情報を得ることができても、バイナリーオプションでエントリーを行うタイミングまでは計れません。

 

 

なぜなら、どちらかというと、FXのように長期的なエントリーに対して強さを発揮するインジケーターとなっているからです。

 

 

バイナリーオプションのように短期決戦の勝負だとBearsPowerの役割は、主役というよりも味のある脇役と言ったイメージです。

 

 

BearsPowerインジケーターの理解を深めるためには?
BearsPowerをもっと詳しく知りたいと思ったら、まずは計算式を見て、そのあとにMT4の過去チャートを見ていくようにしましょう。
陰のカラカサを出した後のローソク足が大陰線を出しているのに対し、BearsPowerは下げの勢いを弱めているというチャートが見れれば、さらにBearsPowerがどういうインジケーターなのか理解が深まるはずなのです。
このような点を見つけていきながら、それならばこのインジケーターと組み合わせてデモ取引を行ってみようと発想するのです。

 

 

もしかすると最強の組み合わせから、素晴らしい勝率を導き出せる手法に出会えるかもしれません。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事