どうもインベスターS.Tです。
バイナリーオプションをする上で、MT4のチャートを参考にして、エントリーポイントを決める方法は、今や常識となりました。
そのMT4にトレーダー自身、お気に入りのテクニカル指標(インジケーター)を、セットしてチャートの推移を読み取る作業に、世界中のトレーダーが努めております。
テクニカル指標には、メインチャートに表示しトレンドを掴むのに役立つ「トレンド系インジケーター」と、相場の強弱をサブウインドウに表す「オシレーター系インジケーター」があります。
中でも人気の「RSIインジケーター」は、利用者が多く相場状況をトレーダーに知らせてくれます。
そこで!
今回は、「RSIを短期バイナリーオプションにどの様に利用すると効果が出るのか?」をお知らせして検証をしていきます。
目次
RSIを1分取引で利用するメリットとは?
RSI「Relative Strength Index」は日本語に訳しますと、「相対強度指数=相対力指数」となり、一定期間における値動きの強弱を数値で表したインジケーターです。
言い換えますと、相場の過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)をラインで表示します。
一般的に、ラインが75%に到達すると、買われ過ぎと判断し、25%に到達すると売られ過ぎと判断します。
オシレーター系のインジケーターとして非常に人気が高く、利用しているトレーダーが多い為、世界中のトレーダーが同一目線で相場へ向かい、対応し易くなります。
通常RSIは、買われ過ぎ、売られ過ぎの基準ラインに到達した後に、反転を想定してエントリー(逆張り)を致しますが、今回は順張りでエントリーをする為、無理なくエントリーが出来る様に、設定と基準を変更しました。
1分取引でのRSIの設定について
今回、同一サブウインドウ内にパラメーターの異なる2種類のRSIを設置します。
RSI①のパラメーターは、「期間を5日」にして、直近の動作を重視した設定です。
レベル表示は、50%ラインは表示を無くし、80%と20%に基準ラインを引きました。
RSI②のパラメーターは、「期間を42日」にして、動作の振幅が緩やかになる設定をしました。
RSIでバイナリー1分取引を順張りで攻略する手法とは?
■エントリーのルールについて
それでは、以下の画像をご覧ください。
MT4の1分チャートを使い期間の異なるRSIを2つセットします。
タイトにラインを作る5日RSIラインと、緩やかなラインを作る42日RSIがクロスした時が、エントリーのサインになります。
相場の流れに逆らわず、エントリーが出来る、トレンドフォロー型(順張り)のロジックです。
バイナリーオプションは1分間ターボで行います。
42日RSIラインを5日RSIが下から上に抜いた時は、「Highでエントリー」します。
42日RSIラインを5日RSIが上から下に抜いた時は、「Lowでエントリー」します。
1分間ターボですと、連打する程、エントリー機会が訪れると思います。
より、精度を高めるのでしたら、基準値80%と20%で跳ね返された所を狙いますと機会は減りますが、より安定したエントリーが出来ます。
RSI1分取引で勝率はどれぐらい上がるのか?
それでは、MT4のチャートで検証して行きます。
それでは、上記の画像をご覧ください。
まず左①番から見ていきます。
5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
1分ターボですので、次の足は陰線下落で、勝ちとなります。
②番は5日RSIが42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で大きく上昇していますので、勝ちとなります。
③番は5日RSIが80%基準線に跳ね返されて上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は陰線下落で、勝ちになります。
④番は5日RSIが20%線で跳ね返されて、42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は大陽線で大きく上昇していますので、勝ちとなります。
⑤番は5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は陰線下落で、勝ちになります。
⑥番は5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は陰線下落で、勝ちになります。
⑦番は5日RSIが42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で上昇していますので、勝ちとなります。
⑧番は5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は大陰線下落で、勝ちになります。
⑨番は5日RSIが42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で上昇していますので、勝ちとなります。
⑩番は5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は陰線下落で、勝ちになります。
11番は5日RSIが42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で上昇していますので、勝ちとなります。
12番は5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は陰線下落で、勝ちになります。
13番は5日RSIが42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で上昇していますので、勝ちとなります。
14番は5日RSIが42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で上昇していますので、勝ちとなります。
15番は5日RSIラインが上から42日RSIにタッチした所で、「Lowエントリー」します。
次の足は陰線下落で、勝ちになります。
16番は5日RSIが20%線辺りで跳ね返されて、42日RSIに下からタッチした所で、「Highエントリー」します。
次の足は陽線で大きく上昇していますので、勝ちとなります。
検証結果は全勝となりました。
RSIインジケーターと1分取引に関するまとめ
今回は、「HighLow1分ターボをRSIのみで攻略する方法」を考案してみました。
それは、RSI5日線とRSI42日線の乖離と縮小を利用する手法です。
今回の検証では全勝となりましたが、1分ターボは時間が短い為、先は読み辛いかと思います。
安全策を考えて、RSI5日が80%及び20%で跳ね返されて、42日RSIにタッチをした際にエントリーをした方が、無難かと思います。
特に11番〜14番は振幅の小さいレンジが続いていますので、エントリーのタイミングがチョット遅れますと負けになってしまいます。