どうもインベスターS.Tです。
投資を始めると、色々な用語に出会うはずです。
それには必ず意味がありますので、もし知らない用語に出会ったら調べるようにしましょう。
そして、「夏枯れ相場」もその中の一つになります。
今回の記事では「夏枯れ相場についてや、為替の動向やバイナリーオプションとの関係性」を解説していきます。
目次
夏枯れ相場とは?
夏枯れ相場とは、株式や為替の取引高が低調となる状況のことです。
夏は日本ではお盆、海外ではサマーバケーションにあたるので、市場への参加者が減少することから、この名前が付いたと言われています。
市場参加者が減少するということは、ボラティリティが低下し値動きが鈍くなります。
ただ、最近はインターネットで個人でも参加できるようになったことから、昔ほど影響がでなくなったとも言われていますが、参加者は減少するのは間違いないので、ボラティリティの低下は否めません。
夏枯れ相場の期間はいつからいつまで?
夏枯れ相場は、毎年8月を中心に起こる現象です。
ただ、年によっては、7月の下旬あたりから株価の動向をみて「今年も夏枯れ相場が始まった」と話す投資家がいます。
日本で多くとられる夏季休暇は、やはりお盆休みです。
この時期を中心に考えることが、一般的になります。
「この期間が夏枯れ相場です」と言い切ることができないので、相場の動向を見ながら判断するようにしましょう。
夏枯れ相場による為替の動向は?傾向はあるのか?
保有していることで、休暇中に大損をするわけにはいきません。
よって株価は下降気味になり、その状況をみて「夏枯れ相場に入ったかな?」という言葉が聞かれるようになるのです。
この状況を受け為替の動きも低調になります。
「株価が動かないことにより、何か材料がなければレンジ相場が続きやすくなる」という状況がみられるようになるのです。
よって、何か要因がない限り為替は、ほぼ横ばいで推移されることが予想されます。
ただ、これもアノマリーの一種で、裏付けはないお話となってます。
夏枯れ相場はバイナリー取引で使える?関係性は?
レンジ相場がオススメ?
夏枯れ相場をバイナリーオプションで利用するのであれば、レンジ相場を利用した取引手法をおすすめします。
また、夏枯れ相場は為替への影響が減少してきていると言われても、ほかの月に比べれば低調になっているのは事実です。
そのため、バイナリーオプションに、夏枯れ相場との関係性はあると考えられます。
もちろん、先ほどもお話しましたが、アノマリーが円高を示唆しているのならば、それを頭に入れた取引も必要です。
また、夏枯れ相場はちょっとした情勢で、上下に極端に動きやすくなります。
地政学的リスクにも注意しよう!
もし取引を行うのならば、地政学的リスクにも十分注意しておくことが必要です。
テロやミサイル発射に夏休みはありません。
もしちょっとした動きでも、為替の動向に大きな影響を与える可能性がとても高くなります。
いつでもそうですが、夏枯れ相場のときは特に注力するようにしましょう。
もし、毎日のようにバイナリーオプションで取引を行っている人ならば、投資家と同じく休んでみるという選択も有りではないでしょうか。
為替の値動きが鈍いのならば、そういった考えも大事なのかもしれません。
夏枯れ相場に関するまとめ
為替は投資家の集団心理で動きます。
夏枯れ相場も投資家が休みたいという心理から、株価に影響がでて為替に影響が出てきます。
その集団心理に逆らわないのが投資の基本になります。
それならば、一緒に休むという手段もアリなのかもしれません。
わざわざボラティリティの低い時期に、頑張って投資を行う必要は無いのです。
投資の世界には色々な用語があり、アノマリーにより名付けられたものも沢山あります。
「夏枯れ相場」もアノマリーの一種です。
自分なりに過去の相場状況をよく確認しながら理解したうえで、取引することが大事なのかもしれません。