どうもインベスターS.Tです。
バイナリーオプションで言われる「出来高」とは何を示しているのでしょうか?
もしかすると、「出来高とは何ですか?」と聞かれて答えられる方も少ないのかもしれません。
そこで!
今回は「この出来高と、それに伴うボリューム系インジケーター」について解説していきます。
目次
出来高とは何か?
出来高とは、取引をされている量のことを表しています。
出来高の特徴
出来高が高ければ、多くの取引が行われると判断することができ、低ければ取引が少ないという判断ができるのです。
つまり、出来高が低い時にエントリーしてもあまり動かず、引き分けで終わる可能性が高くなるというわけです。
そのために、MT4ではボリューム系のインジケーターが準備されており、ティック数などで出来高を表し取引に役立てているのです。
ボリューム系インジケーターの概要
先ほど、「ボリューム系のインジケーターはティック数で表している」という話をしました。
株をされていた方ならなば、出来高を重んじるはずですが、為替のボリュームでは「そこまで高い信頼度をよせることができない」と言われる場合もあります。
ただですね、チャート分析においては、ボリューム系のインジケーターにより目安にできることは間違いありません。
全てを把握できないとしても、他のインジケーターとの組み合わせ次第では、十分と活用できるのです。
MT4で使えるボリュームインジケーターの種類を紹介!
それでは、「MT4に標準装備されているボリューム系のインジケーター」にはどのようなものがあるのでしょうか?
A/D(アキュムレーション/ディストリビューション)
A/D(アキュムレーション/ディストリビューション)は、「Accumulation/Distribution」の略称です。
(Accumulationは蓄積、Distributionは分配という意味を持っています。)
ここで使われている蓄積は、
・買いのポジションがどれだけ溜まっているか?
・分配は売りのポジションがどれだけ溜まっているか?
を表しています。
そしてこれを数値にし、ライン上にしたものがA/D(アキュムレーション/ディストリビューション)というわけです。
MFI(マネーフローインデックス)
MFI(マネーフローインデックス)とは、「Money Flow Index」の略称になります。
MFI(マネーフローインデックス)においても「ダイバージェンス」が発生します。
やはり先ほどと同じく、トレンドの転換点を示唆しているという考え方ができるのです。
非常に見やすく、判断のしやすいインジケーターとなっています。
OBV(オンバランスボリューム)
OBV(オンバランスボリューム)とは、「On Balance Volume」の略称になります。
上昇トレンドになり陽線が頻発して出現すれば、数値もどんどん上がっていくというインジケーターとなっています。
OBVに関しても、主に①トレンドの現状確認と、②ダイバージェンスによる転換点の判断として利用されているインジケーターなのです。
ボリューム系インジケーターと出来高に関するまとめ
ボリュームとは「出来高」のことですが、為替においては計算の仕方が異なることがわかりましたでしょうか?
株から始めた方は困惑するかもしれませんが、計算が違うことだけは確認しておくようにしましょう。
ボリューム系は、チャートを分析するのに活躍してくれるインジケーターです。
組み合わせをしっかりと考え、チャート分析の目安になるような活用方法を見つけていきましょう。