どうもインベスターS.Tです。
みなさん様々なインジケーターを駆使して、バイナリーオプションをされているかとは思いますが、インジケーターにも種類がたくさんあるのでどれにしようか悩んでしまいますよね。
その中でも「ZigZag」、というインジケーターご存知の方は多いと思います。
ですので今回は、「MT4でのZigZagの使い方はパラメーターの見方」について解説していきたいと思います。
目次
ZigZagインジケーターの概要と特徴!
ZigZagは、MT4などに最初から搭載されているインジケーターで、ローソク足をチャート上で高値と安値を一本の線で結んだものになります。
トレンドを早くつかみやすく、初心者の方にも簡単に、なおかつわかりやすくパッと見でも判断しやすくしてくれる、とても有能なテクニカル系のインジケーターです。
ZigZagインジケーターをMT4で利用する際の使い方とは?
ZigZagのMT4での使い方としては・・・
①まずデフォルトでZigZagのインジケーターがあるので、それを選び挿入します。
②そのあと短期か長期かで設定を合わせます。
ZigZagはわりと細かく設定できるので、自分の取引の時間によって変えていった方が良いでしょう。
③そしてエントリー方法としては、ZigZagをレジスタンスライン、サポートラインのように使うことができます。
しかし、ZigZagだけでも勝てることはありますが、それだけだと判断材料としては弱いので、ほかのインジケーターと組み合わせて使うことをおすすめいたします。
ZigZagのトレンド転換サインはストキャスなど、ほかのインジケーターよりも先に現れることが多いです。
活用方法について
ですので、活用方法としては、「ZigZagの高値、安値を見つけて、他のインジケーターのクロスなどの転換サインを確認してからエントリーする」、といった流れで行うと信用性は高くなるでしょう。
ZigZagインジケーターのパラメーターの設定や見方について!
MT4でのZigZagのパラメーターは基本的に3つありますので、それぞれについて紹介したいと思います!
Depth
ZigZagの大きさを変更するためのパラメーターとなっていて、ここの数値を大きくすればするほどZigZagの山が大きくなり、小さくすればするほど、谷は小さくなります。
MT4では、デフォルトで12設定になっています。
Deviation
ZigZagの転換率を変更するパラメーターとなっています。デフォルトで5設定です。
Backstep
反転するのに判断する期間を変更するパラメーターとなっています。
デフォルトで3設定です。
設定としては、短期取引を使う場合には数値を小さくし、長期取引を使う場合には大きい数値を設定することをおすすめします。
※ただし、数値が小さくなればダマしに合う可能性は上がりますし、逆に数値を大きくし過ぎると相場の流れを見るのに時間がかかるので、自分がどの期間でどのようなエントリーをしたいのかで、設定は変更するようにしましょう。
ZigZagインジケーターを利用するメリットとは?
ZigZagは直近の高値と安値が一目でわかりやすく、相場の押し目や戻り目などを教えてくれ、様々なラインを引くのにとても役立ちます。
そして、トレンドをつかみ易く、相場分析にも使えるので、他のインジケーターと組み合わせやすいのも利点です。
デメリットとしては、ZigZagは相場の主な値動きの反転はわかりますが、その間のどこでどう動いているかなど細かいところはわからないことです。
そして、インジケーターではないですが、組合せとして有能なのが「ダウ理論」、あとは「エリオット波動」の組合せになります。
ダウ理論とは?
ダウ理論というのは、トレードを行う上で市場での値動きを評価するための基本的な理論です。
エリオット波動とは?
そして、エリオット波動とはテクニカル分析の理論です。値動きが上昇局面では、5波動・下降局面では3波動で推移するという理論で考えられています。
ZigZagは、その2つの理論をわかりやすく目視化したものになっています。
ダウ理論とエリオット波動を目視で把握するのはなれていないと難しいですが、ZigZagを使えば目視で理解できるのである程度使いこなせるようになれば、相場を論理的に理解し、自分の裁量を極めることにも繋がるでしょう。
ZigZagインジケーターに関するまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はZigZagについて、MT4での使い方やパラメーターを見方を解説いただきました。
ZigZagは、名前の通りシンプルで使いやすいことから、多くの投資家達に指示されているインジケーターです。
しかし、やはりダマシはあるので、ZigZagだけではなく他のインジケーターと組み合わせて、ぜひ活用してみてください。
そして、ZigZagを使い続けることでチャート上の理論も理解できるようになれば、これからの勝率はみるみる上がっていくことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。