どうもインベスターS.Tです。
みなさんのトレードは逆張りですか?
それとも順張りですか?
バイナリーをやっているひとなら8割以上の人が逆張りと答えると思います。
しかし相場には、逆張りが得意な相場、順張りが得意な相場のどちらも存在します。
逆張りトレードをしている方も順張りの手法を考えるだけで、相場の見え方が変わってきたり、手法の幅が広がったりと、さまざまなメリットがあります。
そのため今回は、「バイナリーで使える順張り手法」について紹介していきます。
目次
一目均衡表とRSIとストキャスを組み合わせるメリットとは?
バイナリーにおいて、順張りトレードをする際は、トレンド系のインジケーターがよく使われます。
今回の手法では「一目均衡表」が使われていますが、トレンド系のインジケーターだけで取引しようとすると、エントリーするタイミングが曖昧になってしまいます。
そこで、「RSI」や「ストキャスティクス」などのオシレーター系のインジケーターを組み合わせることで、数値としてわかるので、エントリーするタイミングが明確になるというメリットがあります。
また、トレンド系のインジケーターだけですと、トレンドが発生した場合、ずっとエントリーすることになり、勝率が下がってしまいます。
そこで、オシレーター系のインジケーターと組み合わせることで、一番良いポジションだけエントリーすることも可能になるというメリットもあります。
各インジケーターの設定について
それでは、まず今回紹介する3つのインジケーターそれぞれの設定について紹介していきます。
一目均衡表の設定について
一目均衡表の設定の仕方は、「挿入」→「インディケーター」→「トレンド」→「IchimokukinkoHyo」というインジケーターがあるので、そちらを挿入するだけです。
一目均衡表の設定については、デフォルト値で、転換点が9、基準線が26、先行スパンBが52で設定するだけです。
RSIの設定について
RSIの設定の仕方は、「挿入」→「インディケーター」→「オシレーター」→「RelativeStrengthIndex」というインジケーターがあるので、そちらを挿入するだけです。
RSIの設定についてもデフォルト値で大丈夫です。
期間は14で、70と30で設置します。
ストキャスティクスの設定について
ストキャスティクスの設定の仕方は、「挿入」→「インディケーター」→「オシレーター」→「StochasticOscillator」というインジケーターがあるので、そちらを挿入するだけです。
ストキャスティクスの設定もデフォルト値で設定します。
パラメーターは「5,3,3」で、数値は「80,20」で設置します。
一目均衡表とRSIとストキャスで順張り取引を攻略する手法とは?
では、いよいよ具体的な手法について紹介していきます。
ベースとなるものが「一目均衡表」です。
一目均衡表の転換点が基準線を上抜けして、かつ、遅行スパンがローソク足を上抜けしたとき、またはその時に、RSIが70を上回っていて、もしくは、ストキャスティクスが80を上回っている場合は、「Highエントリー」になります。
逆に、転換線が基準線を下抜けして、かつ遅行スパンがローソク足を下抜けしたとき、またはその時に、RSIが30を下回っていて、もしくは、ストキャスティクスが20を下回っている場合は、「Lowエントリー」になります。
RSIやストキャスは、逆張りで使われることが多いのですが、実は順張りでも使えるので覚えておいてください。
エントリーする際の重要ポイント
ここでポイントになるのが、RSIとストキャスティクスは、どちらかが条件を満たしていれば良いということです。
一目均衡表をみて、条件を満たしていた時に、RSI、ストキャスティクス、どちらか1つでも条件を満たしていたらエントリーなので間違えないようにしてください。
組み合わせた際に勝率はどれぐらい上がる?
では、一目均衡表とRSIとストキャスティクスを組み合わせた手法は、約5%ほど上がります。
1%の勝率を上げることも大変なことなので、結構勝率が上がります。
確かに、勝率は上がるのですが、この手法には弱点もあります。
それは、「取引回数」です。
3つのインジケーターを組み合わせているので、ある程度勝率は高くなりますが、その分だけ条件が厳しくなるので、取引回数が非常に少なくなってしまいます。
専業のトレーダーの方なら一日数回エントリーができるかもしれませんが、ほかに仕事をしていて、兼業のトレーダーの方の場合、一日で1回エントリーできるかできないかという頻度になってしまいます。
一目均衡表とRSIとストキャスを組み合わせた手法に関するまとめ
これまで、一目均衡表とRSIとストキャスティクスを組み合わせた手法について紹介してきました。
順張り取引の総評
バイナリーでの順張りは、あまり使われていません。
エントリータイミングが非常に難しく、勝率を上げるのも難しく、難易度が高いです。
しかし逆に考えると、エントリーする人が少ないので、スプレッドが出にくいというメリットもあります。
今回の手法をオススメできる人とは?
勝率でいうと、55%くらいかなと思うので、ギリギリプラスになります。
ものすごく条件が厳しくエントリー回数が少ないので、兼業トレーダーの方にはあまり、オススメできないかなと思います
専業の方ですと、一日数回エントリーできると思うので良いのかなと思います。