どうもインベスターS.Tです。
テクニカル分析を行うに当たっては、色々なインジケーターがあります。
その多くは、FXで利用しているものをバイナリーオプションでもというのが多く見られてきました。
しかしですね、今回紹介するインジケーターは、名前にバイナリーオプションが使用されたものになります。
つまり、バイナリーオプションを行うために作られたインジケーターと言えるのです。
今回は、「バイナリーオプション・アシスタントの特徴や使い方、設定方法」を解説していきます。
目次
バイナリーオプション・アシスタントとは?
「バイナリーオプション・アシスタント」とは、バイナリーオプションのために制作されたインジケーターです。
「FXナビ」というFXや、バイナリーオプション業者を比較しているサイトが、無料公開したインジケーターとなっています。
バージョンアップも行ってくれるサイトなので、気になる人は、そのサイトからダウンロードし、MT4に表示させることができるのです。
バイナリーオプション・アシスタントの設定方法について
「バイナリーオプション・アシスタント」は、MT4に標準装備されているものではなく、FXナビからダウンロードして利用するインジケーターです。
最初にダウンロードを行ってから、MT4に入れていきましょう。
MT4に入れてからの設定方法については、デフォルト通りで大丈夫です。
と言うよりも、色の設定とアラート機能以外の設定変更はできないものとなっています。
自分の見やすいラインに変更するのであれば、パラメーターの入力と色の設定で変更をするようにしましょう。
また、アラート機能を利用したい場合は、設定でfalse(デフォルト通り)にしておくと、矢印とラインが表示されたときに知らせてくれます。
最後にOKをクリックすれば、チャートにラインが表示されるようになるはずです。
ラインが表示されないと思った場合
ただですね、頻繁に表示されないこともあるので「あれ?ラインが表示されない」と思われる人もいるかもしれません。
その場合は、チャートを縮小したり、過去チャートを表示させればラインが見えてくるはずです。
また、1分と5分チャートでしか表示されないインジケーターとなっていますので、もし表示されない場合は、その点も確認してみてください。
バイナリーオプション・アシスタントの使い方について
バイナリーオプション・アシスタントの使い方は非常に簡単です。
ローソク足の上に長いライン(デフォルト通りなら赤いライン)と↓が表示された場合、そのラインの引かれた時間中はそれ以上価格が下がらないという示唆になります。
また、ローソク足の下に長いライン(デフォルト通りなら青いライン)と↑が表示された場合、そのラインの引かれた時間中はそれ以上価格が上がらないという示唆になるのです。
ラインの長さは時間にすると、2時間となっています。
「ラダー取引を意識して作られた」と開発者も言われているので、他の取引で利用する場合は、自分なりの工夫をしたほうが良さそうです。
バイナリーオプション・アシスタントを使う際の注意点とは?
やはりバイナリーオプション・アシスタントもインジケーターなので、ダマシも考えられます。
絶対に超えないというラインではなく、引かれたラインをブレイクすることもあるので、注意が必要です。
為替に絶対はありませんので仕方ありませんね。
また、ブレイクされたことにより、為替が勢いを増すことがあるようです。
例えば、ローソク足の下に引かれたラインをブレイクし、下に価格が行ったとします。
下降をした後に、ライン付近にローソク足が戻ってきたからと言って、価格が上昇するという予測はできません。
この場合は、逆に下降する可能性の方が高いと考えるようにしてください。
一度ブレイクされたラインは、逆にレジスタンスラインとして活用することができるかもしれません。
ただですね、これも絶対にレジスタンスラインになるということではありませんので、相場全体の流れから読み取るようにしましょう。
バイナリーオプション・アシスタントに関するまとめ
「バイナリーオプション・アシスタント」は、ラダー取引を意識して作成されたインジケーターです。
基本的にレンジ取引やワンタッチ取引には、利用することをおすすめできません。
バイナリーオプション・アシスタントの使い方を見ても、確かにその他の取引には向いていないということが分かります。
できればインジケーターは、開発者が説明されている使い方をされるのが良いはずです。
ただですね、引かれたラインを見ると、「サポートライン」や「レジスタンスライン」として活用できそうということが分かります。
他のインジケーターと組み合わせることで、ラインに触れた瞬間の反発による取引方法もあるのではないでしょうか?
もちろんバックテストを行い、デモ口座で試した後に実践で利用する必要があります。
ただ、過去のチャートを見ていると、レジスタンスラインやサポートラインとしてラインが引かれていない場所でも意識されているように見えるのです。
この状況を他のインジケーターと組み合わせることで利用できれば、他の取引でも利用できるようになるのではないでしょうか。
そんなふうに、1つのインジケーターからいろいろな使い方を見つけることができれば、もしかすると必勝法に出会えるかもしれません。