どうもインベスターS.Tです。
バイナリーオプションでは、逆張りの方が安定した勝率で利益を上げやすいです。
そして、逆張り手法を実践するためには、インジケーターの組み合わせが重要になります。
そこで!
今回は「ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドを使った逆張り」について詳しく解説します。
「ボリンジャーバンド」を使っている方は多いと思いますが、「ウィリアムズ%R」は初心者の方にとってはあまり聞きなじみのないインジケーターでしょう。
「ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドの設定」についても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
目次
ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドを組み合わせるメリットとは?
インジケーターには、「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類あります。
トレンド系とオシレーター系の違い
・「トレンド系」はトレンドの方向性や強弱を判断できます
・「オシレーター系」は現在の相場が買われ過ぎか売られ過ぎを判断できます
今回逆張り手法に使うインジケーターは、
「ウィリアムズ%R」→オシレーター系インジケーター
「ボリンジャーバンド」→トレンド系インジケーター
となります。
オシレーター系のインジケーターはトレンド相場になると、片方に張り付いてしまい機能性なくなります。
トレンド系のインジケーターもレンジ相場だと機能しにくいことが多いです。
そのため、インジケーターの組み合わせは主に「トレンド系×オシレーター系」です。
ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドを組み合わせることで、「トレンド相場」と「レンジ相場」のどちらにも対応できる逆張り手法を確立することができます。
各インジケーターの設定について
続いては、各インジケーターの設定について解説します。
インジケーターの設定に関しては、初心者の方は難しく考える必要はありません。
バイナリーオプションにせよFXにせよ、インジケーターの設定は一般的な値がベターです。
なぜなら、多くのトレーダーが同じ設定でインジケーターを見ているため、同じインジケーターを見ていれば他のトレーダーの考えがわかりやすくなるためです。
今回は、「ウィリアムズ%R」と「ボリンジャーバンド」の一般的な設定について紹介します。
ウィリアムズ%Rの設定について
まずは「ウィリアムズ%R」の設定についてです。
ウィリアムズ%Rを含むオシレーター系は設定する項目がそこまで多くありません。
ほとんどが分析期間の設定です。
たとえば10と設定すれば、ローソク足10本分を分析期間とし、その中で今のレートが買われ過ぎか売られ過ぎかを判断します。
そして、ウィリアムズ%Rで最も使われている数字は「14」です。
他のインジケーターでも頻繁に使われる数字なので、是非覚えておきましょう。
ボリンジャーバンドの設定について
続いては、「ボリンジャーバンド」の設定です。
ボリンジャーバンドの設定は、他のインジケーターと比べると少し複雑です。
まずは、「ミドルバンド(移動平均線)の期間」を決めます。
ミドルバンドに関しては非表示にして、追加で移動平均線を数本設定しても問題ありません。
使われる期間として多いのは「20」、「21」です。
指数移動平均線を使っているトレーダーが多いので、期間20or21の指数移動平均線に設定しましょう。
偏差の設定について
それから次に、「偏差」です。
偏差は主に、「1・2・3」のいずれかを使いますが、あまり多すぎるとチャート分析の邪魔になってしまいます。
最初のうちは、偏差2で2σだけを表示させておきましょう。
ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドで逆張り取引を攻略する手法とは?
それでは、本題の「ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドを組み合わせた逆張り手法」について解説します。
見る順番としては、「①ローソク足」→「②ウィリアムズ%R」→「③ボリンジャーバンド」です。
まずは、ローソク足を時間足で見ます。
この時抵抗線やトレンドラインを引きましょう。
いくらインジケーターでサインが出たといっても、抵抗線やトレンドラインなどトレーダーに意識されている価格帯があると負けてしまいます。
次にウィリアムズ%Rを見ます。
‐20%を超えている、もしくは‐80%を下回っている時は、エントリーチャンスです。
・‐20%を超えている時は‐20%を下回る時に「LOWエントリー」です。
・-80%を下回っている時は-80%を超えた時に「HIGHエントリー」です。
このサインをより強固なものにするのがボリンジャーバンドです。
ウィリアムズ%Rがラインを割ろうとしていても、ボリンジャーバンドが大きく開いている場合のエントリーは危険です。
つまり、ボリンジャーバンドが閉じ始めている時がチャンスです。
もしくは、ボリンジャーバンドにタッチした場合でも、チャンスと見ることができます。
組み合わせた際に勝率はどれぐらい上がる?
片方だけでも十分手法として確立できますが、組み合わせることで勝率を上げやすくなります。
ウィリアムズ%Rにボリンジャーバンドを組み合わせることで、相場が見やすくなるので、相場の流れを掴みやすくなります。
他の手法を使う時でもボリンジャーバンドを使い慣れていたら、相場の流れを把握しやすくなるので勝率が上がります。
ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドの手法に関するまとめ
FXではなかなか勝つのは難しい手法ですが、バイナリーオプションという超短期取引だからこそ成り立つ手法と言えます。
エントリーする際の重要ポイントとは?
重要なことは、「完璧なサインが出た時のみエントリーすること」です。
「これくらいならエントリーしてもいいんじゃないか」とアバウトな判断でエントリーしてしまうと、検証の正確性が失われるため、何回試してもなかなか勝てなくなってしまいます。
ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンドを組み合わせた手法は比較的わかりやすい手法なので、バイナリーオプション初心者の方でも使いやすいです。
もし一度この手法に決めたら、機械的にトレードができるように心がけましょう。