どうもインベスターS.Tです。
今回は、「ボリンジャーバンド」と「RCI」を組み合わせた攻略手法の解説です。
ボリンジャーバンドは聞いたことあるけど、RCIは初めて聞くと言ったトレーダーも多いのはでないでしょうか?
以前まではMT4に標準装備されていたRCIですが、現在は消えてしまっているので、知らないトレーダーもいるかもしれません。
しかし、RCIは人気のインジケーターですので、MT4の標準装備でなくなった今も、多くのトレーダーが必要としているインジケーターです。
今回は、人気がある2つのインジケーターを組み合わせて、勝率を上げていきます。
目次
ボリンジャーバンドとRCIを組み合わせるメリットとは?
「ボリンジャーバンド」と「RCI」を組み合わせるメリットは、勝率が上がるという点です。
ボリンジャーバンドは、ほとんどのトレーダーが利用したことのあるインジケーターなので、詳しい説明は不要なはずです。
ボリンジャーバンドをだけを利用していると、
・σラインが抵抗になるのか?
・そのままバンドウォークを始めるのか?
といった判断が付きにくく見誤ることもよくあります。
しかしですね、そのどちらに動くかを見極める手助けをしてくれるのが「RCI」です。
相場がどれほど過熱しているかを測り、それに対し現在が買われ過ぎなのか、売られ過ぎなのかを判断します。
相性の良い2つの人気のインジケーターを利用することで、勝率が上がることは明白です。
これが、「ボリンジャーバンド」と「RCI」を組み合わせて利用する最大のメリットと言えます。
組み合わせる際の各種インジケーターの設定
それでは、各種インジケーターの設定方法を解説していきます。
ボリンジャーバンドの設定について
ボリンジャーバンドの設定は以下の通りです。
・期間…25
・表示移動…0
・偏差…3と2
ボリンジャーバンドは2σと3σの2つを表示させてください。
RCIの設定について
RCIの設定については、まず無料のダウンロードからはじめます。
検索サイトで調べると、いろいろな種類のRCIが見つかりますので、無料でダウンロードできるものを選んでください。
ダウンロードされたものにより、設定画面の表示が異なります。
今回の手法では、パラメーター設定を「9」にしていただければ大丈夫です。
また、見やすくするために、レベル表示で「0.8」と「-0.8」にラインを入れておきましょう。
RCIインジケーターは、2本のラインで表示されたり、3本のRCIラインからゴールデンクロスやデッドクロスを利用するものもあり、目移りするかもしれません。
どれも魅力あるRCIインジケーターですが、今回はシンプルなものを利用します。
ボリンジャーバンドとRCIを組み合わせた攻略手法とは?
それでは、ボリンジャーバンドとRCIを組み合わせた攻略手法の解説をしていきます。
エントリーするタイミングは次の通りです。
・ローソク足がボリンジャーバンドの+3σにタッチ
・RCIが、0.8ラインより上の状態
・ローソク足が+3σのラインから離れる
・RCIが0.8ラインを切り、しっかりと下がり始める
ここで3分取引のローエントリーで入ります。
もちろん、ハイエントリーの場合は、これの逆になるので注意してください。
大切なポイントは、しっかり上がってからエントリーをすることです。
これを見誤ると勝率も下がってしまいます。
この点は練習が必要かもしれません。
ボリンジャーバンドとRCIを利用すれば勝率は何%?
それでは今回の手法で、どれだけの勝率が上がるかを、過去のチャートから確認をしてみましょう。
大切なのは、しっかりと下がったことが確認できてからエントリーを開始することです。
赤丸を付けた次のローソク足からエントリーを開始すれば、3分取引で確実に勝利していることが分かります。
ただ、3σに触れること事態がすくないので、2回のチャンスしかなかったですが、勝率は100%という計算です。
もちろんもっと検証をすれば、下がってくると考えられますが、少なくとも65%を切るような攻略法ではありません。
バイナリーオプションで利益を得るための十分な数値と言えます。
ボリンジャーバンドの逆張りのみの場合だったら?
もし、RCIを利用せずボリンジャーバンドの逆張りだけでエントリーをしていたらどうでしょうか。
ローソク足がバンドウォークを始めていることを見ると、確実に負けることが分かります。
ボリンジャーバンドとRCIを組み合わせることで、この負けを回避することができました。
バイナリーオプションは、いかに無駄な取引を減らすかがポイントです。
ボリンジャーバンドとRCIを組み合わせることで、それを叶えたと言えます。
ボリンジャーバンドとRCIインジケーターに関するまとめ
「ボリンジャーバンド」も「RCI」も素晴らしいインジケーターです。
特にRCIはMT4から消えたと言えども、いまだに根強い人気を誇るインジケーターとなっています。
ただですね、ダマシが起こる可能性があるインジケーターです。
ボリンジャーバンドも、反転するのか、勢いよく伸びるのかの判断は難しいと言えます。
組み合わせることで弱点を補える!
しかし2つを組み合わせることで、この弱点を克服ができるのです。
RCIには、まだまだ利用の仕方がたくさんあります。
ほかのインジケーターと組み合わせることで、勝率の上がる手法が見つかるかもしれません。
せっかく無料で利用ができるインジケーターなので、使わないのは損です。
ボリンジャーバンドとRCIを利用して、今回紹介した手法とは別のものを考えることもできます。
お互いの特性を生かすことができれば、必ず勝率は上がることでしょう。