どうもインベスターS.Tです。
バイナリーをやっていくにあたって、高値圏、安値圏という単語は非常に大切になってきます。
とくに逆張りトレーダーの人は、最低限の知識を持っておく必要があります。
今回は、「高値圏、安値圏とはなんなのか?、どのように取引していけばいいのか?」ということを中心に紹介していきます。
目次
高値圏の意味とは?
高値圏とは、為替のレートが、最高値に近い価格帯のことを言います。
主に、上昇トレンドが終わるときが、高値圏と言われることが多いです。
つまり、買われ過ぎている相場ということです。
相場と人の心理状況
相場というのは、常に売り買いされています。
買われすぎたら必ず売られます。
その売られるタイミングが高値圏ということです。
人間の心理状態としては、買いより、売りの方が入れやすいです。
買いを入れる時は、慎重になりますが、ポジションを持っているときは、少しでもマイナスになると不安になって、すぐに売ってしまいます。
そのため、どちらかというと、バイナリートレーダーは「lowでの逆張り」が得意という人が多いです。
安値圏の意味とは?
安値圏とは、高値圏と逆で、為替のレートが、最安値に近い価格帯のことを言います。
安値圏の特徴
主に下降トレンドが終わる時が安値圏と言われることが多いです。
売られすぎたら必ず買われます。
その買われるタイミングが安値圏ということです。
バイナリーの逆張りにおいて、やってはいけないのは、高値圏、安値圏だと思ったところで難平や追撃をしないことです。
バイナリーで負けている人のほとんどが勝ち目のないトレンド相場で、そろそろ反発するだろうと思って難平し続けます。
負けることも当然あります。
そんな時は、諦めて次の高値圏、安値圏まで待つことが大切です。
高値圏と安値圏の判断方法とは?
「高値圏」と「安値圏」の判断は、簡単そうにみえて非常に難しいことです。
・どこでトレンドが終わるのか?
・どこでFXトレーダーは利確を入れるのか?
を正しく判断する必要があります。
それらを判断するのに、よく「酒田五法」を使われることがあります。
酒田五法とは、複数のロウソク足の形をみて、相場の転換点を判断します。
しかし、酒田五法だけを根拠に、高値圏と安値圏を判断するのは、非常にナンセンスです。
たしかに、短期的にみたら使えるかもしれません。
そのため、バイナリーで短期トレードをしている人には向いているかもしれません。
しかし、15分以上の時間で取引している人には、あまり向きません。
何度も言いますが、根拠のひとつとして酒田五法を使うのはいいと思いますが、それだけの根拠だと信頼性は低いです。
では、どのように高値圏、安値圏を判断するのか?というと・・・
それは、「プライスアクション」です。
プライスアクションについて
プライスアクションとは、ロウソク足の細かな動きのことです。
プライスアクションを重点的に分析することで、FXトレーダーの心理、相場の勢いがわかります。
この2つを分析することができれば、上昇トレンド、下降トレンドがどこで終わりそうかわかりやすくなります。
高値圏と安値圏を利用した取引手法とは?
高値圏、安値圏を利用して取引する場合は、主に逆張りがメインになるかなと思います。
上記で述べたように、FXトレーダーの心理、相場の勢いを分析する力が必須になってきます。
・FXトレーダーの心理をよんで、どこで利確するのか?
・相場の勢いを分析して、どこでトレンドの勢いが弱まったのか?
を分析することで、勝率が高まると思います。
プライスアクションを重視した上記の方法のほかに、水平ラインを使ったトレードもあります。
ライントレードを使っている人も少なくはないと思います。
重要なことは、どこにラインを引くかです。
実際、ラインというのはどこでも引けます。
正直、どこにラインを引くのが正解というものはありません。
このラインで100%反発するということはあり得ません。
そのため、どこにラインを引くかは、自分で分析して見つけていくしかありません。
重視するべきポイント
ただですね、ひとつ意識して欲しいのは、「直近のトレンドのはじまり」は重視したほうがいいです。
結局、ライントレードもFXトレーダーの心理をよむことが大切です。
高値圏と安値圏に関するまとめ
これまで、高値圏、安値圏について紹介してきました。
今回の記事でしつこいくらい言ったのが、「プライスアクション」、「FXトレーダーの心理」、「相場の勢い」です。
よく、チャートがインジケーターだらけで、ロウソク足の細かな動きを見ることができない人がいます。
プライスアクションを見ずに、インジケーターの水準を満たした時にエントリーするという人がいます。
このような人は、負けている人がほとんどです。
インジケーターは1つの根拠として使うのはいいと思いますが、他にも根拠が必要です。
一流のトレーダーになるためには?
」インジケーターを全て外して、「プライスアクションや、相場の勢いを分析して、「高値圏」、「安値圏」を見極めることができれば、一流のトレーダーと言えるでしょう。
まずは、高値圏、安値圏を見極めるトレーニングをしてみてください。
それを続ければ、自然と相場の流れを分析する力がつきます。
ぜひ、やってみてください。