どうもインベスターS.Tです。
あなたは、「HLバンド」というテクニカル指標をご存知でしょうか?
有名なアメリカ人の投資家、リチャード・ドンチャンにより開発されたものです。
今回は「HLバンドが、MT4チャートでどのように表示され活用していくのか?」を記事にしていきます。
目次
HLバンド(ハイローバンド)の概要と特徴
HLバンドは、ドンチャンの4週ルールを基礎にしチャートで見れるようにしたテクニカル指標です。
Hは高値のHigh、Lは安値のLowを意味しており、過去の一定期間の高値と安値を繋いだラインということです。
非常に見やすくエントリータイミングが分かりやすいという点から、投資家にも好まれて使用されているテクニカル指標なのです。
相場の値動きや勢い方向性を、HバンドとLバンドで表してくるという特徴を持っています。
HLバンド(ハイローバンド)をMT4で利用する際の使い方とは?
HLバンドは、MT4に標準装備されていません。
利用する場合は、無料サイトからダウンロードしてMT4の中に入れるようにしましょう。
HLバンドをFXで利用する場合、トレンド相場では順張り、レンジ相場では逆張りに利用されることが一般的です。
ハイエントリーのサインは、Hバンドをローソク足が上に抜けた時の順張り、Lバンドをローソク足が触れた時の逆張りがあります。
ローエントリーでは、Lバンドをローソク足が下に抜けた時の順張り、Hバンドをローソク足が触れた時の逆張りがあります。
HLバンド(ハイローバンド)で逆張りを攻略するには?
HLバンドを利用して逆張りを攻略するのならば、現在の相場の状況をしっかりと把握するようにしましょう。
逆張りでのエントリータイミングは2点です。
レンジ相場でのバンドタッチからの逆張り
ローソク足の値動きが落ち着いているようならば、バンドタッチ後すぐに逆張りを行う事で、一定の勝率を勝ち取ることができるはずです。
トレンド相場でのトレンド終了時からの逆張り
トレンド相場では、バンドタッチをするごとにエントリーしていると、大負けをしてしまいます。
この時の注意点としては、明らかな大陰線の場合はエントリーをすることを見逃すようにしましょう。
トレンド発生中の逆張りは、勢いがある方向と逆の行動をとるのだからレンジ相場以上に勇気のいる行動です。
反転するポイントを確認することも重要、ローソク足の状態にも十分注意するようにしましょう。
HLバンド(ハイローバンド)を利用する際の注意点とは?
たまに何の説明もなしに、タッチをしたら逆張りエントリーと簡単に説明しているサイトも見られます。
HLバンドはFXで基本、上抜けたら追随する順張り手法で用いられているテクニカル指標です。
チャートを動かしている投資家と違う方法を用いたら、勝率が低下するのは当たり前です。
よってトレンド相場では、失速しそうなルールを自分で見つける必要があるのです。
今回の失速しそうなルールは、HLバンド内に触れることなくローソク足が出現した場合としました。
もちろん他のインジケーターを利用してもいいですし、例えば、移動平均線が上昇をしているときにLバンドにタッチしたら逆張りなどのルールでも構わないのです。
ただこれは、大きな上昇トレンドが発生している中でのエントリーなので、大きな捉え方をすれば順張りととられてしまうかもしれません。
逆張りと順張りのとらえ方は人それぞれ、自分なりのHLバンドでのルールを作成することを忘れないでください。
HLバンド(ハイローバンド)に関するまとめ
HLバンドは、初心者にも非常に分かりやすいテクニカル指標だということが分かっていただけたでしょうか。
後は、現在の相場がトレンド相場なのかレンジ相場なのかを判断するだけです。
連続するローソク足を見ただけで判断しにくい場合は、移動平均線の長期、中期、短期を表示して、パーフェクトオーダーを形成しているかなどで判断するのも良いかもしれません。
長い時間チャートを見ていると、相場の状況がローソク足だけでも分かるようになります。
ただ、過去の相場ばかり見て分かった気になるのは危険な行動です。
過去の相場は答えを見ているようなものなので、思い通りなのは当たり前なのです。
できれば、過去の相場を見た後に動いている現在の相場でも確認するようにしましょう。
HLバンドを利用しバイナリーオプションで勝率を上げることは十分に可能です。
勝率が10%上がるだけで収入が大分違ってくるのが、バイナリーオプションなのです。