どうもインベスターS.Tです。
と思っている方も多いですが・・・・
実は、実際に勝つために必要なインジケーターはそこまでありません。
トレード初心者の方ほど多くのインジケーターを使い、上級者・ベテラントレーダーの方ほど、シンプルなチャート・分析方法である傾向があります。
そのため、最初からいくつもインジケーターを組み合わせるのではなく、とりあえず2〜3つのインジケーターを組み合わせることをお勧めします。
そこで!
今回は「CCIとケルトナーチャネルというインジケーターを組み合わせた使い方や攻略法」について紹介します。
目次
CCIとケルトナーチャネルを組み合わせると?
CCIの概要について
CCIというのは「Commodity Channel Index」の略であり、訳すと商品チャンネル指数という意味になります。
インジケーターは、「オシレーター系」と「トレンド系」の2種類に分けられますが、CCIはオシレーター系に分類されます。
ケルトナーチャネルの概要について
もう一つの「ケルトナーチャネル」は、トレンド系として使われることが多いインジケーターです。
ケルトナーチャネルは、「移動平均線」とそれを挟む上下の2本のラインから構成されます。
CCIとケルトナーチャネル、つまりオシレーター系とトレンド系のインジケーターをそれぞれ1つずつに絞ることで、相場をよりシンプルに分析することができますので、非常にお勧めです。
組み合わせた時の使い方やメリットを解説!
オシレーター系は、基本的に「買われ過ぎ・売られ過ぎ」を判断するためのインジケーターです。
買われ過ぎの場合は、下がる可能性が高くなり、売られ過ぎの場合は、その後上がる可能性が高いというわけです。
ただし、CCIを含むオシレーター系インジケーターは、トレンド相場になると機能しません。
トレンド相場というのは、基本的に買われ過ぎ・売られ過ぎの相場ですので、オシレーター系のインジケーターは、トレンド方向に張り付いてしまうことが多いからです。
CCIの場合は、底や天井が見えないので、張り付くことは少ないですが、エントリータイミングがわかりにくいです。
組み合わせるメリットとは?
しかし、そこでケルトナーチャネルを組み合わせることで、より安定したトレードをすることができます。
CCIとケルトナーチャネルを組み合わせた攻略法とは?
それでは次に、具体的な攻略法をまとめていきます。
CCIは±100が基準となる線になります。
しかし、大きな値動きがあった場合は、±200まで伸びるということもザラにあるので注意が必要です。
基本的には、「±100ラインを抜けたらまた戻る」ということを頭に入れておきましょう。
ケルトナーチャネルは、上のバンドを抜けたら上昇トレンド、逆に下のバンドを下抜けたら下降トレンドと判断します。
狙い目としては、CCIの100ライン突破&ケルトナーチャネルの移動平均線を割るタイミングで「逆張り」です。
上昇トレンドの場合は、CCIが+100ラインを上抜けて、ケルトナーチャネルの移動平均線をローソク足が下抜けたら下へエントリーです。
FXでは、ほとんど値幅が取れない小さな動きとなることが多いですが、バイナリーオプションの場合は、少しでもエントリーしたポイントよりも高ければいいので、狙うことができます。
抵抗線がある場合は注意すべき!
ただし、レジスタンスラインやサポートラインなど抵抗線が見える場合は注意が必要です。
CCIとケルトナーチャネルでエントリーサインが出たとしても、抵抗線がある場合は、エントリーサインとともに動きが変わる可能性が高くなります。
勝率はどれぐらい上がるのか?
「CCI」と「ケルトナーチャネル」の2つのインジケーターだけを見ていればいいか?、というとそうではありません。
むしろ、インジケーターよりもチャート分析が重要になります。
そもそもインジケーターというのは、ローソク足の一部の要素を別の形で表しているに過ぎないので、「インジケーターがこう動いたから次にローソク足はこう動く」という根拠は何もないわけです。
インジケーターでサインが出たとしても、ローソク足が急激に逆方向へ動いてしまったら、インジケーターのサインも変わってしまいます。
しかし、そこで重要なのがチャート分析です。
基本的なものを上げると「レジスタンスライン」や「サポートライン」、「フィボナッチ」を使った分析などです。
相場は人間の心理で動いているため、このように意識されているラインを発見することが、勝率を上げる上で必要不可欠です。
様々なラインを駆使したり、鉄板のチャートパターンを発見した上で、先ほど紹介したCCIとケルトナーチャネルを組み合わせることで、エントリータイミングを計りやすくなります。
CCIとケルトナーチャネルに関するまとめ
今回紹介した「CCI」と「ケルトナーチャネル」は、ほんの一例です。
FXやバイナリーオプションの分析に正解はなく、100人のトレーダーがいたら100通りの取引方法があります。
ただですね、初心者の方は、一体何をすればよいかわからないという方が多いと思いますので、まずは鉄板の分析方法を完璧にすることをお勧めします。
ライン分析やMTF分析をしよう!
「ライン分析」や「MTF分析」は、FXやバイナリーオプションで勝つためには必須ともいえる重要な分析方法なので、勉強してみてください。
そのうえで、インジケーターを使うとより確度の高い取引ができるようになります。
「CCI」と「ケルトナーチャネル」を使った結果わかりにくいという場合は、他のインジケーターに置き換えたり、設定を変えてみたりして試行錯誤してみてください。