EUR/USDチャートの予想方法を解説!特徴や相関からバイナリー取引の攻略法も紹介!

 

どうもインベスターS.Tです。

 

FXやパイナリーオプションで一番取扱量が多い通貨、それが「ユーロドル(EUR/USD)」です。

日本ですと、一番馴染みがあるのは、間違いなくドル円で、次が豪ドル円、そしてユーロ円の方がユーロドルよりはお馴染みの通貨ペアだと思います。

 

現在は、イギリスのEU離脱問題で、地政学的観点からユーロドルも影響を受けるリスクは高いですが、流動性の高さを考慮しますと、比較的チャート分析はし易い通貨ペアともいえると思います。

 

そこで!

今回は、世界一流動性が高いユーロドルについて、色々な角度から書いて行きます。

 

目次

EUR/USDの意味と特徴について

 

ユーロドルをバイナリーオプションで取り扱う為には、通貨ペアの特徴を理解しておいた方が、有利にバイナリーを出来ますので、先ず画像をご覧ください。

 

 

2008年に発生したリーマンショックを契機に以降、長い下落トレンドの中にいます。

短期勝負のバイナリーにおいて長期トレンドには、影響は受けないと思われるかもしれませんが、そうではないのです。

 

トレンドが下落基調の場合には、常に下方へ引かれる傾向があるのです。

それは、バイナリー取引の大チャンスと成り得る、急激な垂直落下が起きる可能性も高いとなります。

其処は、重要ですので常に意識は持たれておいて下さい。

 

 

そして、EUR/USDのLowチケット購入はショートエントリー(空売り)と同義となり、USDでEURを売る、言い換えるとユーロを売って米ドルを買う作業になります

我々日本人の場合は、EUR/USDを日本円に換算しないと売買が出来ませんので、計算式は下記になります。

 

<EUR/USD1万通貨に必要な証拠金の計算式>

EUR/USD=ユーロ円のレート×10000÷レバレッジ

2019年9月30日の15時のユーロ円=117,890円

レバレッジ=25倍

 

 

この場合、EUR/USD1万通貨に必要な金額は47,151円になります。

日本のFX業者ですと、10万円入金しても2万通貨持つのも難しいことになりますね。

 

バイナリーオプションの場合は、この様な計算をする必要性は無く、10万円の資金の場合は1,000円〜10万円までのチケットが買えますので便利です。

 

EUR/USDの相関とチャートについて

 

 

EUR/USDとEUR/JPY・USD/JPY相関係数について

EUR/USDとEUR/JPY・USD/JPYの相関係数は下記になります。

EUR/JPY 月0.72 年0.82

USD/JPY 月0.36 年0.58

 

やや、EUR/USDとEUR/JPYには相関性があると言えますね。

そして、短期1分足で見ますと、下記画像をご覧ください。

 

 

短期1分足で見ますと、EUR/USDとUSD/JPYは逆相関が有るように見えますね。

これは、USD/JPYが上昇を始めると、EUR/USDは下落が始まるとなります。

因みに、「EUR/JPY÷USD/JPY」でEUR/USDのレートが求められます。

 

バイナリーで使える会社は無いかもしれませんが、逆相関係数はドル/デンマーククローネ・ドル/チェココルナ・ドル/ポーランドズロチが非常に高いです。

 

USD/CKK 月-0.99 年-1
USD/CZK 月-0.93 年-0.93
USD/PLN 月-0.93 年-0.92
USD/CKK(USドル/デンマーククローネ)に至っては、ほぼ真逆の動きになります。

 

 

USドル/デンマーククローネのチャートは見つけられませんでしたので、ポーランド/ズロチのチャートです。

画像からも、逆相関性の強さが如実に表れています。

 

ただですね、ドル円は2番目に取扱量が多い通貨ですので、短期であるほど、連動性は高いですが、米ドルポーランドズロチの流動性は可なり低くなりますので、その点参考になるかは今のところ不明です。

何れ、長期検証をしてみるのも興味深いかもしれませんね。

 

EUR/USDチャートを予想する方法とは?

 

前項で紹介しました、EUR/USDとUSD/JPYの共通項目はドルストレート通貨であると言うのがあります。

ドルは基軸通貨になっていますので、基本全ての通貨ペアは一回ドルを間に挟んでの取引になります。

 

しかし、ドルストレート通貨はダイレクトな取引になりますので、他の通貨ペアよりも連動に対するタイムラグが短いです。

 

下記画像をご覧ください、

現在、EUR/USDもUSD/JPYも5分足チャートにて「サポートライン」と「レジスタンスライン」との間でレンジ状態に居ます。

予想としてUSD/JPYがレジスタンスラインに届いた時に、EUR/USDのHighチケットを購入し、EUR/USDの上昇を期待する等が考えられます。

 

 

此れは、逆に米ドル円にも言えますので、同時にLowチケット購入をする根拠にもなります。

 

但し、レンジ相場を利用するやり方ですので、日本時間の変動率が低い時にしましょう。

ヨーロッパ時間やアメリカ時間は変動が激しくなり、サポレジの効果は無くなります。

 

EUR/USDのバイナリー取引を攻略するには?

 

前項終わりに書きましたが、取引時間は大事です

日本時間の相場が穏やかに動いている時に、レンジ相場でサポートラインとレジスタンスラインに合わせて、反転を予想しエントリーする方法は有効です。

 

そして、ヨーロッパ勢が参戦する17時にブレイクを想定して、チケットの購入も有効となります。

 

 

午後5時になりヨーロッパ勢が参戦し、一挙にレンジブレイクしました。

予兆はブレイク2個前の足が2σラインに跳ね返され、そして20日移動平均線で再度、跳ね返されている部分を見ると「Lowエントリー」の選択しかないとなります。

 

EUR/USDのバイナリー取引に関するまとめ

 

数ある通貨ペアの中で、今回は「EUR/USDにスポットを当て、取引方法や通貨ペアの特徴」について説明していきました。

 

通貨ペアとしてユーロドルは取り扱われる頻度が一番高く、基軸通貨である米ドルとのストレート通貨である為、オセアニア時間の穏やかな時間帯ではドル円との逆相関が強まりサポレジが効きやすく、手法として成立するのも検証しました。

また、レンジブレイクを狙ったエントリー方法も、今後のバイナリーオプションに生かせる可能性が高いのも検証しました。

 

しかし、相場では想定外の事象が発生し、トレーダーはそれに対応出来なければなりません。

負が続いた時は休みましょう。

 

「休むも相場」と言いますので、心身共にリフレッシュをした後、また相場に臨みましょう。

バイナリーオプションにおいても、一番大事なのは資金管理です。

 

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