どうもインベスターS.Tです。
「MTFフラクタル」は、逆張りメインに取引を行うトレーダーには、注目のインジケーターです。
まだ利用されたことの無い逆張りトレーダーならば、一度利用されてみてはいかがでしょうか?
今回の記事では、「MTFフラクタルとはどのようなインジケーターなのか?」について、解説していききます。
目次
MTFフラクタルとはどんなインジケーター?
MTFフラクタルは、ローソク足が反発した箇所にラインを引いてくれるインジケーターです。
反発するとラインを引くため、チャート上は沢山のラインが引かれますが、それはトレーダーが意識した価格帯になります。
トレードを行う上で見過ごしてはいけない価格帯になるので、どれも大切なラインとなるのです。
MTFフラクタルの利点
MTFフラクタルは、MT4のどの時間帯でも設置が可能となっているので、何分取引でも利用することができます。
自分が現在使用している、逆張手法にプラスすることもできるインジケーターです。
MTFフラクタルの設定方法について
MTFフラクタルは、MT4に標準装備されているインジケーターではありません。
したがって、検索サイトからMTFフラクタルを検索しダウンロードする必要があります。
MTFフラクタルを検索すると、多くの人が開発しているため、表示の異なったインジケーターを発見すると思われますが、どれも機能的には同じです。
まずはダウンロードして、MT4に入れてみましょう。
設定方法は特に変更する必要はありません。デフォルト通りの数値で大丈夫です。
ラインの色に関しては、お好みのものを選択するようにしましょう。
ラインの太さに関しては、一番細いものを選択することをおすすめします。
これは、あとで説明する手法で役立つので、見にくいと思われるかもしれませんが、細いラインに慣れるようにしましょう。
MTFフラクタルの使い方について
MTFフラクタルの使い方は本当に単純です。
過去に反発した箇所にラインが引かれるだけのインジケーターなので、そのラインを意識してバイナリーオプション取引を行うことになります。
サポートラインやレジスタンスラインを引く際に、反発した箇所を基準に引くこともありますが、それをたくさん引いてくれているインジケーターです。
過去に反発した価格は、次に反発する可能性を秘めたポイントなので、そのラインに触れたときに「逆張り」を行います。
この逆張りタイミングが、MTFフラクタルの使い方です。
また、逆張り以外で使うのならば、ラインをブレイクした際に、順張りでエントリーする方法もあります。
ただ、MTFフラクタルは逆張りにおすすめインジケーターです。
色々試し慣れてきたら順張りでも構いませんが、基本は逆張り使用をおすすめします。
MTFフラクタルを利用した逆張り取引攻略手法とは?
MTFフラクタルを利用した逆張り取引攻略法は、非常に簡単です。
単純にラインに触れ、反発したら逆張りを行うのが取引攻略手法になります。
ただ、ローソク足がMTFフラクタルラインにタッチしたからと言って、すぐに逆張りエントリーをしてはいけません。
もしラインをブレイクしたら、勢いよく順張り方向へローソク足はすすんでいきます。
それを見て、次は逆張りでなく順張りでエントリーをすると、逆に勢いがなくなり、また負けてしまうのです。
このような往復ビンタに合わないためにも、ローソク足が触れてすぐにエントリーをするのではなく、次のローソク足が出たときにエントリーをしましょう。
ローソク足を見ると、ラインタッチすると反発し、ヒゲが長くなっていることから、すぐにエントリーをしなくてはいけないという気持ちになりがちです。
すぐにエントリーをした方が、確実に勝てると考えてしまうのですが、それは一か八かのギャンブルになります。
MTFフラクタルを利用するのならば、確実に反発したのを確認してから利用するようにしましょう。
そうすれば、ブレイクで負ける回数を減らすことができます。
また、縦軸目盛を絞ることで、ラインの濃さに差をつけてみましょう。
先ほど、一番細いラインをおすすめしたのはこのためです。
目盛を絞ると、ラインが濃くなる箇所があります。
これは、それだけその箇所で何度も反発し、何本ものラインが集中したからこそ濃くなるのです。
つまり、その付近は特に注目すべき価格帯となります。
MTFフラクタルを利用した逆張り取引攻略手法は、この濃くなったラインを意識するのがポイントです。
ただ、エントリー回数は極端に減るので、その点はご自身の判断が必要となります。
MTFフラクタルに関するまとめ
MTFフラクタルは、非常に簡単なエントリー方法なことから、初心者トレーダー向けインジケーターといえます。
ただですね、MTFフラクタルを利用するに当たり注意する点が一つあります。
それは、熱くなりやすいインジケーターという点です。
逆張りをした結果、何度かブレイクされると、
という錯覚を起こします。
その結果、負けを増やしてしまうことも考えられるのです。
また、これも初心者の人に多いのですが、ラインに触れるのを待ちきれず、触れたことにしてしまう人もいます。
ローソク足が行ったり来たりする中で、なかなかラインに触れないことから、触れてもいないのにそう見えてしまったことにするのです。
なかなかラインに触れないのは、力を貯めているかもしれないので、エントリーをしたあと、一気に順張り方向へ進む可能性を秘めています。
これも負けとなる原因になるので、初心者の人ほど気を付けるようにしてください。
MTFフラクタルは、ルールを決めて取引をしっかりと行えば、必ず高い勝率を残せるインジケーターです。