どうもインベスターS.Tです。
トレードにおいてインジケーターは、ひと目で相場の分析ができるという点から多くの方が利用していると思います。
ですが、既存のインジケーターだけでも数多くあり、どれを使えばいいかがいまいちわかっていない方も多いと思います。
必ずこれを使えば勝てるというインジケーターはありませんが、この記事を読んでなにかトレードの参考になって頂ければ幸いです。
ぜひ読んでみてください。
目次
MACDの特徴について
MACDは、短期の移動平均線と長期の移動平均線の2本を用いることで、相場の売られすぎ、買われすぎがわかるオシレーター系のインジケーターです。
MACDの使い方について
MACDの使い方としては・・・
・先に行くMACDが後から行く移動平均線を下から上に抜けたときに「highエントリー」のサインです。
・逆に、先に行くMACDが後から行く移動平均線を上から下に抜けたときに「lowエントリー」のサインです。
また、MACDでは「ダイバージェンス」という現象が起きることがあり、価格が高値を更新し、上昇しているにも関わらず、MACDの水準が下がっているという現象が起こることがあります。
MACDのデメリットについて
MACDの欠点としては、ボックスレンジのときや突発的な動きの時です。
ボックスレンジの時は、よくダマシにあうことがあります。
そのダマシを回避するためには、他のインジケーターと組み合わせすることが多いです。
経済指標や要人発言などの突発的の時でも勝率が良くないので、その時は注意する必要があります。
アルーンオシレーターの特徴について
アルーンオシレーターの概要と特徴ラインが-100から100で推移していて、0を基準にみて、・0以上の場合は、上昇トレンド・0以下の場合は、下降トレンド・0付近の場合は、レンジ相場という見方ができます。
数値の大きさは、トレンドの強さに比例していて、100に近いほど強い上昇トレンド、-100に近いほど強い下降トレンドという分析ができます。
順張りで使われることが多く、ラインが0を上に抜けて上昇し始めたときには、「買いサイン」ということになります。
逆にラインが0を下に抜けて、下降し始めたときには売りのサインになります。
<引用元:https://binary-inception.com/ema-aroon-oscillator-4724>
ケルトナーチャネルの特徴について
ケルトナーチャネルとは、ボリンジャーバンドに似ているトレンド系のインジケーターです。
ケルトナーチャネルの特徴について
ケルトナーチャネルは、中間の移動平均線とそれを挟んだ上下のバンド、計3本のラインで構成されています。
トレンド系のインジケーターなので、順張りで使われることが多いですが、レンジ相場の時は順張りでも使えるのが特徴です。
「レンジ相場」の時は、上のバンドにタッチしたときに売り、逆に下のバンドにタッチしたときに買いを入れます。
「トレンド相場」の時は、上のバンドを抜けたときに買い、逆に下のバンドを抜けたときに売りを入れます。
ケルトナーチャネルは、トレンド相場なのか、レンジ相場なのかを見分けるポイントが、3本のラインの傾きなので、基準となる数値などはありません。
そのため、ある程度は自分で判断するしかありません。
組み合わせて使うメリットとは?
全てのインジケーターは、単体で使われることを前提に作られています。
そのため、もちろん単体でも十分使っていけます。
ですが、デメリットもあります。そのデメリットを補うためや、さらに勝率を上げるためには、組み合わせることが必要です。
3つのインジケーターを組み合わせることで、様々なメリットがあります。
この3種類のインジケーターを組み合わせることで、トレンド相場、レンジ相場どちらでも勝負できます。
さらに、逆張りと順張りのどちらでも勝負できます。
そして、組み合わせることで、ダマシを回避することができます。
ですが、気をつけないといけない点もあります。
それは、どんな相場でも勝負できるということは、エントリーする回数が増えるということです。
回数は増えると、その分勝率も下がってしまいます。
そのため、さらにエントリーポイントを絞って自分なりの鉄板を見つけるといいでしょう。
MACDとアルーンオシレーターとケルトナーチャネルを組み合わせた攻略法とは?
何度も言いましたが、この3つを組み合わせることで、どんな相場でも勝負できます。
アルーンオシレーターの使い方
まず、アルーンオシレーターで「トレンド相場なのか?、レンジ相場なのか?」をチェックします。
トレンド相場の場合、MACDとケルトナーチャネルを使ってエントリーチャンスを探します。
トレンド相場なので、順張りがメインになります。
MACDの使い方
MACDでは、「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」が発生したときに、エントリーということになります。
ケルトナーチャネルの使い方
ケルトナーチャネルでは、上下のバンドを突き抜けたときにエントリーになります。
このMACDとケルトナーチャネルの条件が揃った時は、かなりの勝率が見込めます。
レンジ相場の場合は、逆張りがメインになります。
MACDはトレンド相場の時と同じで、「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」が発生したときにエントリーになります。
ケルトナーチャネルでは、上下のバンドにタッチしたときに逆張りでエントリーします。
MACDとアルーンオシレーターとケルトナーチャネルに関するまとめ
これまで3つのインジケーターについて紹介してきました。
MACDは使っている人が多いですが、アルーンオシレーターとケルトナーチャネルは、正直使っている人はそこまで多くはないです。
有名なインジケーターを使っていれば勝てるわけではありません。
要は使い方なのです。
あまり使われてないインジケーターであっても、「その人の使い方次第で勝てるか?、それとも勝てないか?」が変わってきます。
アルーンオシレーター とケルトナーチャネルは、正直、あまり有名ではないですが、とても使いやすく初心者の方にもオススメの組み合わせです。
まだ、自分のトレード手法が定まってない人は、ぜひこの3つのインジケーターの組み合わせを試してみてください。