どうもインベスターS.Tです。
今回は「プライスアクションでバイナリーオプションを攻略するために必要なロジック(考え方)や、負けない手法」について、説明していきます。
という方にとって、とてもためになる情報を載せていますので、是非読み進めていってください!
目次
プライスアクションだけで攻略できるって本当?
プライスアクションとは、値動きを意味しており、「ローソク足の形、動きから後の相場がどうなりやすいか?」の指針として使われます。
バイナリー取引でライントレードしている人にとっては、プライスアクションに注目している人は多いと思います。
上手いトレーダーほど、プライスアクションをエントリー根拠にしている人は多い傾向にあります。
そして、賭けるときにプライスアクションだけで判断するのではなく、「相場+プライスアクション」で攻略するのが大事な考えになります!
稼ぐために必要なプライスアクションの基礎情報とは?
プライスアクションという言葉を耳にしたことがある人は、「酒田五法」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことがない人のために、「酒田五法」についてご説明しますね!
プライスアクションで最も有名な形として「酒田五法」があります。
酒田五法とは、本間宗久(1724~1803年)によって編み出された投資手法(トレード法)です。
江戸時代の日本では、世界に先駆けて米の先物相場が出来上がっていました。
(今で言う 『商品先物相場』 と同じような相場がすでに江戸時代に存在していました)驚くことに、その米の先物相場で、「ローソク足」が発明され、「罫線法」といういわゆるチャート分析法も編み出されていました。
この『酒田五法』は、約300年の月日がたった現在にも通じるチャート必勝法で、
・三山(さんざん)
・三川(さんせん)
・三空(さんくう)
・三兵(さんぺい)
・三方(さんぽう)
という基本の5つのパターンから成り立ちます。
図1.酒田五法
この中で最も利便性があるのは「三山」や「三川」であり、相場が転換するときの強い判断材料となります。
プライスアクションを利用したバイナリー取引で負けないためには?
プライスアクションを利用して、バイナリーオプション取引をする人がいますが、中には「全然勝てない!」という人もいるかと思います。
しかし、プライスアクションを有効的に利用することができれば、バイナリーオプション取引で負けなくなるんですよね!
プライスアクションを最も有効的に使おうと考えれば、チャートを読めることが前提条件となります。
チャートを読むというのは、レンジ相場、トレンド相場を自分で分析して判断できることを指します。
特にチャートを読む中で、「ダウ理論」が大事になっていきます。
ダウ理論を勉強することにより、トレンドの始まりやトレンドの終わりが判断できるようになり、プライスアクションはトレンドの終わりなどで使うことが多いので、ダウ理論とプライスアクションを組み合わせて考えると良いですね。
<引用元:https://binary-inception.com/priceaction-dow-theory-2245>
プライスアクションで稼げる人に共通する考え方とは?
プライスアクションで稼げる人は、MTF(マルチタイムフレーム)分析を行い、上位足で相場を判断しながらシナリオを立てて、下位足で詳細に相場を見てエントリーポイントを見つけていきます。
そのエントリーポイント付近で、プライスアクションを判断しながらエントリーしていきます。
*MTF分析とは様々な時間足を見て、各時間足においてチャートを分析していく方法です。
簡潔にいうと、上位足⇒下位足の順に相場分析していく方法です。
プライスアクションで稼げる人ほど相場の重要性を理解しており、下位足より上位足の相場が大事だということも理解しています。
プライスアクションで稼ぎたければ、「MTF分析+プライスアクション」が大事な考えになります。
プライスアクションで勝つためのロジックとは?
酒田五法の中で、「三山・三川」が最も利便性が高いので、これをメインに考えていくと良いですね。
例えば、三山を考えていくことにします!
三山というのは、言い換えると「ヘッド&ショルダー」、「三尊天井」と呼ばれていたりします。
それらは「上昇トレンド⇒レンジ」に移行する際の上昇トレンド崩壊時にできる形です。
つまり、「low」で賭けるときに使うロジックですね。
その時の相場はもちろん「下降トレンド」の時の方が良いですよね!
下降トレンドは下位足ではなく、上位足で見つけます。
そうすれば、上位足で下降トレンドなどを見つけ、下位足では三山を見つけてあげるとうまくいくイメージが持てますよね!
プライスアクションでバイナリー取引を攻略するための手法をご紹介!
それでは、プライスアクションで勝つためのロジックを具体的に見ていきます!
図2.プライスアクションを利用した賭け方の5分足
まずは、図2の5分足で相場分析から行っていきます!
まず初めに、移動平均線から見ていきます。
「☆の黄緑線(EMA200)」、「オレンジ線(SMA100)」、「黄色線(SMA20)」、「赤線(SMA10)」の傾きを確認していくと、全部下に傾いており、期間の長い移動平均線が上から順に並んでいるので、下降のパーフェクトオーダーが成立しています。
下降のパーフェクトオーダーが成立していると、相場は下がりやすくなります。
真ん中の相場を見るとオレンジ○の中は、下降3波で下降トレンドになっています。
その後は、戻し目を作り、下降するシナリオを立てます。
黄色◇でチャネルを形成してみると、下降チャネルができます。
そうすると、チャネルラインの上側のラインを超えるのですが、上側のラインを超えるということは、上昇が強かったということになり、逆を言えば、上りきると下降が強くなりやすいということです。
その手前に、黄色○の戻し高値でレジスタンスラインを引くと、チャネルラインの上側のライン付近にあるので、そこから下がりやすい可能性を秘めています。
それらを踏まえながら「1分足」を見ていきます。
図3.プライスアクションを利用した賭け方の「1分足」
次に、図3の「1分足」では、相場を細かく見ていき、プライスアクションを意識していきます!
上位足で引いた戻し高値の「レジスタンスライン(水色ライン)」と「チャネルライン(黄緑色ライン)」の上側を見ていきます。
その付近から下降する可能性が高いのです。
その付近で黄色□に注目して、黄色○の3点に注目すると、プライスアクションの「三山」の「ヘッド&ショルダー」の形になっています。
このヘッド&ショルダーは、今までの上昇が終わって、これから下降しやすくなるサインになるわけです。
黄色□の1つ目の黄色○の高値にレジスタンスラインを引いてやると、ヘッド&ショルダーの直後に戻ってきた黄色矢印の陽線がレジスタンスラインに触れているので、ここから「low」に賭けてやることができれば、当たりやすいことが分かりますね。
プライスアクションでバイナリー取引は攻略できる!(まとめ)
今回は、「プライスアクションの酒田五法」に注目して見ていきました!
プライスアクションだけでは勝てないので、相場とセットで考えていくと、プライスアクションの力を発揮することができます。
相場ということなんで、相場を考えていく際に、MTF分析とダウ理論などを踏まえて相場を見ていきます。
MTF分析では、上位足と下位足を考えていき、上位足で相場判断とシナリオを立てて、下位足では細かい分析とプライスアクションを考えていけば良かったです。
このような考え方でプライスアクションを使っていくと、想像以上に使えるのでオススメです。