どうもインベスターS.Tです。
経済ニュースなどを見ていると、債券利回りという言葉を耳にしますが、興味を持って聞かれる人はどれくらいいるのでしょうか？
日経平均や為替の情報など最後に言われても、関係ない人には興味のない内容かもしれませんが、投資を行っている人には重要な内容です。
今回の記事では、聞き流す人も多い「債券利回り」について解説していき、バイナリーオプションで使えるかを判断していきます。
目次
債券とは何か？意味は？
債権は、中学校の授業でも習ったはずですが、念のためおさらいしておきましょう。
債権とは、「国や地方自治体、事業会社などが資金を借りるために発行する有価証券のこと」を言います。
国債を購入すると？
例えばですが、国が新しく高速道路を建設したいが、それにかかる費用が100億円だったとします。
これを一か所からまとめて借りるのは不可能です。
そのため、国債という有価証券を発行し、多くの人から資金を調達するというわけです。
つまり、国債を購入するという行動は「国にお金を貸している」ということになり、バイナリーオプションに関係してくるのが、この国債の利回りになります。
債券利回りとは？
債券利回りは「国債利回りのこと」で、更に詳しく言うならば、国債の10年債がマーケットでは注目されています。
国債は「使用目的」や「満期までの長さ」、「金利のタイプ」などによって、細かく分類されますが、ここではそこまでの説明は省きます。
もし、国債の投資に興味があるのならば勉強し、証券会社や銀行、郵便局などで購入されてみてはいかがでしょうか？
国はお金を借りているのだから、もちろん投資家に利子を支払い、満期になればお金を返してくれます。
ただ、国が破綻をしていれば、返ることのないお金となるのです。
利回りとは？どんな意味か？
利回りとは、投資に関する用語の一つで、「投資した金額に対して、どれくらいの年間利益があるのか？」を表した数字になります。
例えばですが、100万円投資して、1年間に10万円の利益を得た場合の利回りは「10％」となるわけです。
このような状況を考えるのに、「利回りの考え」は便利だといえます。
債券利回りの意味について
債券利回りは、額面と購入金額が考え方に関係してきます。
つまり、購入したときの値段により、利回りも変動するというわけです。
100万円の債権を100万円で購入し、1年後に利子がプラスされ、105万円で返された場合の債権利回りは「5％」とになります。
ではなぜ、額面通りに購入しないのでしょうか？
それは、満期の前に債権を売買するときは、その時の市場や金利、つまり「国の信用力がどうなっているか？」で変わってしまうからです。
額面が決まっているのに購入価格が変動するのは、不思議な現象かもしれません。
欲しい人が売りたい人より増えれば価格は上昇しますし、その逆もあり得ます。
これが「需要」と「供給」の関係です。
つまり、債権利回りが上昇したり下降したりするということは、投資家の心理が働いているということになります。
逆に、国債利回りによって、市場の動向もわかってくるというわけなのです。
債券利回りと相関する通貨ペアとは？
債権利回りを理解すると、全体的な資金の流れ確認することができます。
利回りが上昇すると？
現在、利回りが上昇しているということは、債券の売り手が多くいるということになります。
この時の投資家は、「現在市場が安定しているから債権ではなく、株に投資をしよう」と考えているのだと、理解することができます。
債権利回りを利用するならば、資源国の通貨ペアを利用するのがお勧めです。
債券利回りはバイナリーオプションで使えるのか？
債権利回りはバイナリーオプションにとって、そこまで重要なものではありません。
気になる要人発言があったときは、一方的に価格が変動することもあるので、気にする必要があるかもしれませんが、毎日確認してからバイナリーオプションを行うほどではないというわけです。
債券利回りに関するまとめ
債権利回りはバイナリーオプションを行うから気にするというよりも、日本の市場を他人事ではなく、確認するという意味で知っておくべきではないでしょうか？
もし家を購入したいと考えている人ならば、住宅ローンの金利にも関わってくる問題です。
バイナリーオプションをするから知ろうとするのではなく、社会人として理解しておくことが必要なものと考えます。
