どうもインベスターS.Tです。
HLバンドとストキャスティクスを利用して、バイナリー取引を逆張りします。
バイナリーオプションで勝利が上がらないと悩んでいる人は、「HLバンド」と「ストキャスティクス」を利用した逆張り手法を試してみてはいかがでしょうか。
今回の記事では、「HLバンドとストキャスティクスを組み合わせるメリットや、手法によりどれだけ勝率が上がるのか?」を解説していきます。
目次
HLバンドとストキャスティクスを組み合わせるメリットとは?
HLバンドの概要
HLバンドは、アメリカの有名投資家であるリチャード・ドンチャン氏が開発したトレンドフォロー型のテクニカル指標です。
バンドの傾きと、ローソク足の位置から順張りにも、逆張りにも利用できる人気のテクニカル指標となっています。
ストキャスティクスの概要
一方のストキャスティクスは、売られすぎ、買われすぎを判断するオシレーター系のテクニカル指標です。
2本のラインが、ゴールデンクロスとデッドクロスを形成したときを売買ポイントとし、エントリーに役立てることもできます。
ただですね、ダマしにあうこともよくあるテクニカル指標ですので、注意が必要です。
そのダマしを回避するために、HLバンドと組み合わせます。
HLバンドとストキャスティクスを組み合わせることによって、ダマしを回避する可能性が高まることが、2つを利用する最大のメリットです。
ストキャスティクスの設定について
ストキャスティクスは、MT4に標準装備されているテクニカル指標です。
設定をするために、ストキャスティクスのパラメーター内容を確認しておきましょう。
・%D期間…%Kを何本分利用して計算をするか
・スローイング…%Dを何本分利用して計算をするか
スローイングの数値が1の場合は、ファストストキャスティクスになり、2以上ではスローストキャスティクスを表示してくれます。
バイナリーオプションで利用するトレーダーは、
・%K期間…14
・%D期間…3
・スローイング…3
の設定で利用する人もいるようですが、今回の手法はデフォルト通りで問題ありません。
レベル表示につきましても、20と80のラインを入れるデフォルト通りで大丈夫です。
ただですね、色は見ややくいのに変更した方がいいかもしれません。
HLバンドとストキャスティクスで逆張り取引を攻略する手法とは?
それではHLバンドとストキャスティクスを利用して、逆張りする取引手法を解説します。
価格が上昇している状況として解説をしていきますので、下降の場合はその逆と考えてください。
1)ローソク足がHバンドとに触れながら上昇を開始する
2)ローソク足の終値が確実にバンドの内側にある場合もしくは、次のローソク足の出現が内側から開始されたことを確認する
3)その付近のストキャスティクスが80以上で、デットクロスを起こしている
この状態が確認できたとき、3分取引で逆張りエントリーを行います。
逆張り取引をする際の注意点について
注意するのは、HLバンドのタイミングです。
ローソク足がHLバンドの内側で終了するか、開始するかの見極めに注意をしてください。
また、ストキャスティクスが80を超えているか微妙な時も、エントリーを控えるようにしましょう。
さらに、ストキャスティクスは1本前までか直前のデッドクロスで確認し、それ以前に発生している場合は、エントリーを見送ります。
最初はデモ取引で練習し、慣れてから利用するようにしましょう。
組み合わせた際に勝率はどれぐらい上がるのか?
それでは、HLバンドとストキャスティクスを組み合わせる手法で、どれぐらい勝率は上がるのでしょうか。
今回の手法をバックテストにより確認をしていきましょう。
すると、エントリーをタイミングは全部で6回訪れ、5勝1敗の成績になると確認できました。
このときの勝率は83%ですので、バイナリーオプションの勝率にしたら非常に高い数値です。
勝率をもっと詳しく図るためには、最低でも1カ月分のバックテストを行う必要がありますが、それでも60%を切るような手法ではありません。
HLバンドの見間違いさえ起こさなければ、十分に勝率を上げられる手法と言えます。
もし、ストキャスティクスのゴールデンクロスやデッドクロスだけでエントリーをしていたらダマしにあい、負けることも多々あるのです。
という状況を何度も経験したことがある人はいませんか?
HLバンドとストキャスティクスを利用することで、その失敗を防ぐ可能性が高まります。
HLバンドとストキャスティクスの手法に関するまとめ
HLバンドとストキャスティクスは、非常に相性の良いテクニカル指標です。
そのため、エントリー方法を模索すれば、勝率を上げることは間違いありません。
バイナリー取引の初心者は、エントリータイミングが難しいと断念するかもしれませんが、基本はHLバンドの位置です。
そのためにもまずは、HLバンドとローソク足の位置を確認する練習をしましょう。
そこを見分けられるようになれば、今回の手法は簡単に使えるようになるはずです。
エントリーする上で大切なこと
大切なのは、決められたルール通りに毎回エントリーできること、エントリーするルールが守れるかどうかと言えます。
自分にとって使いづらい手法は勝率が安定しません。
まずはデモ取引で練習し、エントリーするタイミングを自分のものにしてから、実践で利用するようにしましょう。
HLバンドとストキャスティクスを上手に組み合わせれば、勝率は確実に上がります。