どうもインベスターS.Tです。
BullsPowerというインジケーターをご存知でしょうか?
あまり聞いたことの無いインジケーターですが、相場の勢いを教えてくれるインジケーターとして投資家の間では重宝されています。
今回はそんな「BullsPowerの使い方や計算式」について詳しく解説していきます。
目次
BullsPower(ブルパワー)の概要と特徴
他のインジケーター比べるとカッコイイ名前をしてる「BullsPower」ですが、有名な「アレキサンダー・エルダー氏」が開発しました。
Bullsとは買いPowerは力を表していることから、言葉の意味通り、買いの力を表示してくれるインジケーターとなっています。
またBearsPower(ベアパワー)と呼ばれるインジケーターもあり、こちらは売りの力を表示してくれるのです。
相場を動かすのは、投資家の買いという行動と売りという行動で、この勢いとも言える圧力を分かりやすく数値で表してくれるオシレーター系のインジケーターなのです。
BullsPower(ブルパワー)の計算式について
BullsPowerの計算式は、「現在の高値-指数移動平均線」になります。
通常BullsPowerではこの指数移動平均線の期間を、デフォルト通り「13」と設定し利用される投資家が多くなっているので、できれば同じ数値で設定するようにしましょう。
計算式を確認するとBullsPowerの内容が良く分かりました。
現在値の高値と移動平均線が、どれだけ離れているかを表しているインジケーターですので、これであれば、初めての方でも分かりやすく利用しやすいのではないでしょうか。
相場に関して強気な投資家が増えると、グラフが大きく振れていくというわけですね。
BullsPower(ブルパワー)の使い方を解説!
BullsPowerの見方は簡単で、0ラインより上にグラフがあれば買いの勢いが優勢となり、その長さで勢いの違いが分かります。
逆に下にあるときは、売りの勢いが優勢と考えられるのです。
つまりトンカチが出現し、BullsPowerもかなり高いグラフになっているため、「ここから転換するのでは?」という使い方が好ましいという訳です。
また上昇トレンドを起こしている相場でも、BullsPowerは常に上がり続ける訳ではありません。
総合すると、BullsPowerを単体で使用するのは難しいということです。
出現したローソク足の状況やレジスタンスライン、サポートライン、移動平均線などで確認しながらサポートしてもらうといった、使い方が望ましいインジケーターとなっています。
BullsPower(ブルパワー)で攻略できるのか?オススメの組み合わせとは?
「BullsPower」は、他のインジケーターと組み合わせることでその力を発揮してくれます。
オススメの組み合わせは、先ほど紹介した「BearsPower」、それから「ボリンジャーバンド」、念のため「移動平均線」を表示させる組み合わせになります。
「BullsPower」は「BearsPower」と組み合わせることにより、信頼度がアップするインジケーターのため、同時に表示させました。
利益は十分に出せるはずなので、まずはデモ取引で試してみてください。
BullsPower(ブルパワー)に関するまとめ
計算式から見たBullsPowerの内容はとても分かりやすいものでした。
ただ、単純に上にあるから上昇トレンドだと決めつけることができないのが「BullsPower」です。
BullsPowerの力を利用するのならば、まずはMT4に表示し自分の目で過去のチャートをよく見るのが大切かもしれません。
それにより計算式で学んだことがより深く理解できますし、他のインジケーターのサポート役として活用する意味が分かっていくはずです。
主役にはなれないけど大切な登場キャラクター。
BullsPowerにはそんな魅力が詰まっています。