どうもインベスターS.Tです。
「相場の値動きにジブリが関係?、なんのことを言われているのか?」と不思議に思う人もいるかもしれませんが、これは有名なお話です。
では一体、相場とジブリにどのような関係があるのでしょうか?
今回は、都市伝説の一つとされている内容を調べ、バイナリーオプションに利用できるかを解説していきます。
目次
ジブリの呪い(ジブリの法則)とは?意味について
「ジブリの呪い(ジブリの法則)」として投資家に噂されている内容に関係するのは、日本テレビで金曜日に放送される金曜ロードショーが関係してきます。
なんと、「金曜ロードショーでジブリ作品」が放送されると、相場が荒れると言われているのです。
最初に話した通り、都市伝説の一つとして言われている内容なので、このような理由でという説明はありません。
また、話す人によっても違いがあります。
そこで、投資家が噂している内容をまとめて見ました。
投資家達が噂をしている内容一覧
・為替相場が荒れる
・為替相場が円高傾向に動く
・放送日翌日以降最初の為替相場が荒れる
・放送日翌日以降最初の為替相場が円高に動く
・週明けの日経平均株価が大きく変動する
・週明けの株価が下落する
「方向性を示す」という人もいれば、「荒れるだけ」と言われている人もおり、ハッキリしないところが都市伝説らしいという感じもします。
ジブリの呪い(ジブリの法則)によって相場の値動きはどうなる?傾向は?
ジブリの法則を発見したのは「みんなの外為」の編集スタッフと言われており、2013年に調査したところ、三分の二の確率で円高方向に振れたと言われています。
確かに、荒れたという情報もありますが、金曜の夜と言えば毎月1回、一体何があるのででしょうか?
それは、投資をされている人であれば、誰でも知っている「米国雇用統計」があります。
米国雇用統計があれば、相場が荒れるのは当たり前ではないでしょうか?
しかも、「円高傾向」と言われていますが、それも検証すると言い切れなということが分かります。
ジブリの呪い(ジブリの法則)は本当に起こるのか?【検証例】
今回は「2009年から2018年のジブリ作品が放送された時間の相場」を確認してみました。
雇用統計が関係している可能性が大きい?
また雇用統計と重なったのは22回とあり、かなりの確率で雇用統計と重なっているので、どちらかというとそちらの方が気になります。
やはり、「相場が荒れたというのは、雇用統計が関係しているのでは?」と考えてしまうのが良いのかもしれません。
そして、雇用統計で相場が荒れるため、ジブリの呪いも分かりやすく変化したと捉えるべきかもしれません。
ジブリの呪い(ジブリの法則)とバイナリーオプションとの関係性とは?使い方は?
ジブリの呪いが、バイナリーオプションと関係があるかというと、特にありません。
バイナリーオプションと言うよりは、「為替」との関係性になるのですが、これも気にしない方が良いと考えられます。
ただ、投資家はこのようなアノマリーを信じる人も多くいます。
しかし、信じている人の人数ぐらいで為替が荒れるというのは考えすぎですので、ジブリというよりは「米国雇用統計」が関係していると考えてしまいます。
ジブリの呪いを活用するには?
それでは、ジブリの呪いをバイナリーオプションで使うにはどうすればよいのでしょうか?
それは、利用方法を探すのではなく、ジブリ作品を見て楽しむということがおすすめです。
もし、本当にジブリの呪いがあって相場が荒れるのであれば、バイナリーオプションで投資を行うことはやめておくべきでしょう。
米国雇用統計で稼ぎたいのであれば、FXを始め、ファンダメンタル分析を学ぶことをおすすめします。
ジブリの呪い(ジブリの法則)に関するまとめ
「ジブリの呪い」のようなアノマリーは相場の世界にいくつもあります。
例えば、「ゴールデンウイーク前は日本人が海外旅行に行くから円安になりやすい」だったり、「3月は輸出業が期末なので円高になりやすい」などといったアノマリーがあります。
ジブリの呪いに似ているものならば、満月の日は株価が底をつきやすいというのもあります。
もしかしたら、なにかしらのつながりがあるかもしれませんが、信じるのであれば、自分なりに検証することが大事です。
内容を調べないで鵜のみにすると、痛い目を見る可能性がとても高くなるのです。