どうもインベスターS.Tです。
バイナリーオプションでは、期待値を確認してから、投資をを行うことも必要です。
この手法で取引すると、いくら平均して稼ぐことができるのかを知っておけば、危ない投資も少なくなることでしょう。
そこで!
今回の記事は、「バイナリーオプションにおける期待値」について、解説していきます。
計算方法や考え方を確認していきましょう。
目次
バイナリーオプションの期待値の意味は?
期待値とは「ある施行を行った時、その結果として得られる数値の平均値」です。
よく利用されるのが、宝くじではないでしょうか。
スクラッチは200円や300円で販売されるなど購入価格が違います。
そのうえ、当せん金額や本数も違うので、どれを購入するのは一番良いのか悩むものです。
まったく条件の違うスクラッチから、一番期待値の高いものを購入するのが、賢い買い方とも言われています。
バイナリーオプションでも同じ考え方です。
期待値をより高くする方法でエントリーするのが、利益を上げるために必要な投資方法と言えます。
期待値を算出するために必要なデータ
「掛け金」「利用する手法による勝率」「ペイアウト率」から、バイナリーオプションにおける期待値を計算することで、1度で得られる金額の平均値を知るのです。
バイナリーオプションも取引する時間やペイアウト率が異なる投資なので、どれが一番利益が出る方法か一目では分かりません。
しかし、期待値を計算すれば、それが一目で分かるようになるというわけです。
期待値の計算方法について
バイナリーオプションにおける期待値の計算方法は、次のとおりです。
(掛け金×利益率×勝率)-(掛け金×負率)=期待値
・掛け金…1回のエントリー金額
・利益率…勝利したさいに得られる利益
ペイアウト率1.80の場合、1,000円でエントリーし勝利した場合の返金額は1,800円となり、掛け金を引くと800円の利益から、この場合の利益率は0.8です。
・勝率…利用する手法の勝てる確率
・負率…利用する手法の負ける確率
勝率65%の手法を利用する場合、負率は35%です。
自分の行う取引内容を、この計算式に当てはめれば期待値が分かります。
例えば、「勝率60%の手法」「掛け金10,000円」「ペイアウト率が1.88」で期待値を出してみましょう。
(10,000×0.88×60%)-(10,000×40%)=1,280円
上記の場合、期待値は「1,280円」です。
つまり、先ほどの状態で1度エントリーすると、1,280円の利益が出せる期待がり、この条件で10回取引を行えば、12,800円稼げる内容ということが分かります。
期待値を算出することのメリットとは?
バイナリーオプションで期待値を算出するメリットは、損益分岐点を意識するようになる点です。
例えば、先ほどの条件で勝率が53%だったら期待値はどうなるでしょうか?
(10,000×0.88×53%)-(10,000×47%)=-36
期待値は「-36」となり、エントリーをすればするほど損をするということが分かります。
このような条件で取引をするのは、間違っていることがすぐに分かるのです。
こうした場合は、ペイアウト率か、もしくは手法の勝率を上げなければいけません。
この考え方から、バイナリーオプションはギャンブルではないと、自分に言い聞かせることができます。
バイナリーオプションをギャンブルにしたら冷静な判断を失い、損失がでる確率が高くなりることでしょう。
条件の異なった状況を統一した考え方にできるのが「期待値」です。
バイナリーオプションを投資として行うためにも、常に意識しておきましょう。
期待値からバイナリー取引の勝率を上げる考え方とは?
期待値を意識することで、バイナリー取引の勝率を上げることができます。
どちらかというと、期待値が勝率を上げるのではなく、勝率が期待値を上げることになるでしょう。
期待値を上げる要素
期待値を上げる要素は「勝率」と「ペイアウト率」です。
算出するときは、掛け金を一定にしなければ、期待値計算の意味が無くなりますので注意してください。
期待値が低いと感じれば、ペイアウト率か勝率を上げなければいけません。
しかしですね、ペイアウト率を上げるという行動は、勝ちにくくします。
すると、勝率が下がることになるので、あまりおすすめができません。
であれば、同じ条件で勝率を上げるべきです。
つまり、期待値の高さを意識することによって、勝率を上げる考え方をします。
そのためにも、まずは自分の中でルールを作るようにしましょう。
バックテストによる期待値が、最低でも〇〇円以上でなければ、その手法は利用しないという内容です。
このような考え方をするだけで、勝率を意識するようになり、結果的に、上げる考え方となることでしょう。
バイナリーオプションの期待値に関するまとめ
期待値が上がることを楽しめるようになると、自然に利益は上がっていきます。
バイナリーオプションで必要なのは、取引に際し根拠を持つことです。
期待値が高いから、これはバイナリーオプションで取引を行うときに、大切な根拠ではないでしょうか。
「ここでエントリーをしたのは、ローソク足がこの状態だったから」という根拠が勝率を上げてくれます。
常に根拠を見つけることで、投資に意味を持たしてくれるのです。
「期待値」を利用することで、根拠が示しやすくなるのではないでしょうか。
バイナリーオプションを投資で行うためにも、期待値を意識した手法を利用するようにしましょう。