2019年4月22日(月曜日)の相場を考察!リアルタイムで解説します!

 

どうもインベスターS.Tです。

 

今回は、4月22日(月)の午前中の相場をUSD/JPY、EUR/JPY、EUR/USDに分けて考察していきます。

*午前12時から午後13時半までの相場の考察である。

 

目次

【USD/JPY】の相場について

 

【1時間足】の場合

 

ドル円1時間足を見ていくと、全体的にレンジ相場である。

直近相場を見ていくと、安値と高値を切り上げて停滞しています。

上に行きそうな感じとだけしか推測できないので、30分足も見ていきます。

 

図1.USDJPY 1時間足

 

【30分足】の場合

 

30分足を見ていくと、全体的にレンジ相場です。

直近を見ていくと、黄色◇のように安値を何回も切り上げているのがわかります。

「ここで買いが入っている」ということが分かるので、その反対の売りも出てくるということになります。

シナリオとしては、相場を下目線として選択します。

 

図2.USDJPY 30分足

 

【15分足】の場合

 

15分足を見ていくと、全体的にレンジ相場です。

直近を確認していくと、ボックス相場の次に下降チャネル(黄色◇)が発生し、その下側のチャネルラインを抜けている状態になっていますね。

チャネルの間は上昇ダウではあるので、買いが意識されています。

ということは、まだ買いに入れる人がいると予想することができます。

そこから、押し目で買われる可能性もあるので、押し安値まで下がってから、そこで買いが入る可能性があります。

押し安値まで下がるということは、そこまでは売りというシナリオを立てることができます。

※チャネルラインとは?

トレンドラインと並行して描くラインのこと。上昇トレンドのチャネルラインは、トレンドラインと平行したラインを高値に合わせて引きます。下落トレンドのチャネルラインは、トレンドラインと平行したラインを安値に合わせて引きます。トレンドラインとチャネルラインの間を「チャネル」「トレンドチャネル」と呼び、期間が長いほどそのトレンドが強いといわれます。相場はチャネルの中で動くことが多いため、売買のタイミングを図るのに利用されます。

<引用元:大和証券>

 

図3.USDJPY 15分足

 

【5分足】の場合

 

5分足では、エントリータイミングを詳細に分析していきます。

現在、15分足で引いたチャネルラインを陰線の実体がブレイクして下回ってきたところです。

15分足で引いた押し安値ラインまでは下がると予想しているので、直近の下降波の黄色◇で引いたフィボナッチで半値戻し(フィボ50のところ)を狙います。

その付近に、1時間足で引いたボックス相場でのレジスタンスラインを、前の方で上昇N波動を作って抜けている形になっているので、その上昇N波動の途中の最高値(オレンジ◇)にラインを引くと、フィボ50付近となります。

よって、現在の値から上昇してきて、上昇N波動で引いたラインで反発して、そこから下降すると予測できます。

 

※フィボナッチのこと

フィボナッチは、イタリアの数学者「レオナル=フィボナッチ」という方の名前から来ている言葉ですが、フィボナッチ比率に基づいて、価格の動きを予測することができる分析手法のことを意味しています。

(フィボナッチについて、詳しく知りたい方はこちらを参照してみてください↓)

 

図4.USDJPY 5分足

 

【EURJPY】の相場について

 

【1時間足】の場合

 

ユーロ円1時間足を見ていくと、ある程度下げてきてから、かなり狭いレンジ相場を形成していることがわかります。

これは、買いと売りが拮抗しているので、しばらく様子を見ます。

そのため、30分足も見てみましょう。

 

図5.EURJPY 1時間足

 

【30分足】の場合

 

30分足を見ていくと、全体的にレンジ相場です。

直近に注目していくと、高値がどんどん切り下げて下降しているので、ここから買いが少し入るだろうと推測することができます。

シナリオとしては、短期の買いが入ると予想できます。

 

図6.EURJPY 30分足

 

【15分足】の場合

 

15分足を見ると、全体的にレンジ相場です。

直近の上昇波で黄色◇でフィボを結んでやると、フィボ88.6で反発の可能性があるでしょう。

他の条件がないので、それを念頭にエントリー根拠を増やすために、5分足を見ていきます。

 

図7.EURJPY 15分足

 

【5分足】の場合

 

5分足を見ていくと、直前で上昇N波動が形成されてから下がってきている状態です。

黄色◇でフィボを結んでやると、波動の終点になる可能性があるフィボ161.8が15分足で引いたフィボ88.6のすぐ真下にいるので、このフィボ161.8をこの後に陰線が下に抜けてきて、上昇に転換する形(インバースヘッド&ショルダーなど)が現れたら、「high」に賭けていきたいところです。

※インバースヘッド&ショルダーとは?

インバース・ヘッドアンドショルダーはヘッドアンドショルダーをひっくり返したチャートパターンです。

しばらくダウントレードが続いた後、サポートラインにさしかかるところで下落の動きが1回、2回、3回と跳ね返される動きです。真ん中の下落が下に突き出しているパターンをインバース・ヘッドアンドショルダーと言います。

<引用元:日本一即戦力なFXブログ

 

図8.EURJPY 5分足

 

【EUR/USD】の相場について

 

【1時間足】の場合

 

ユーロドル1時間足を見ていくと、ある程度大きく下げてから、小さいレンジ幅で停滞していることがわかります。

直近の相場を見てみると、高値がどんどん切り下がっているので、「少し買いが入るのではないか?」、というシナリオを立ててみます。

 

図9.EURUSD 1時間足

 

【15分足】の場合

 

15分足で見ると、上昇5波の後に下降3波が来ているので、エリオット波動のようになっています。

その上昇5波全体で黄色◇をフィボで結んでやると、フィボ61.8が現れ、黄色○の下降波の戻し目ラインと近い状態になります。

このまま下降してきたら、そのゾーンで「high」に賭けていきたいところです。

 

※エリオット波動論とは?

エリオット波動とは、「ラルフ・ネルソン・エリオット氏」が価格変動には一定の秩序が存在すると話された「テクニカル理論」になります。 

相場には5つの上昇波3つの下降波という、合計8つの波を1つの周期として形成しているという理論です。

(詳しくは下記の記事を参照してください↓↓)

 

図10.EURUSD 15分足

 

【5分足】の場合

 

5分足を見ると、全体的にレンジ相場ですね。

直近の上昇波で黄色◇にフィボを引いてやると、15分足の下にフィボ161.8が現れます。

ここらでエントリー根拠が重畳するので、このまま下がっていき、エントリー根拠が重畳するゾーンで、トレンド転換の形(ダブルトップやインバースヘッド&ショルダー)が現れたら、「high」に賭けていきたいところです。

 

※ダブルトップとは?

ダブルトップとは、アルファベットのMの形と同じようなローソク足が形成された状態を言います。

(詳しくは以下の記事を参照してください↓↓)

 

図11.EURUSD 5分足

 

ドル円、ユーロ円、ユーロドルを通して、ドル円、ユーロ円では1時間足で値幅の狭いレンジ相場であるので、本来ならこのようなところでエントリーはしません。

しかし、細かく見ていくとやや買いの傾向があったり、売りの傾向があったりしたので、「それに対して、売りと買いも入る」と予測してシナリオを立てます。

1時間足では値幅が緩やかであったので、しばらくレンジ相場の状態が続いて、そのレンジ相場を打ち破る相場転換が起きれば、その後は強いトレンドになる可能性があります。

 

2019年4月22日~2019年4月26日までの経済指標について

 

4月22日(月)

 

23時に米・中古住宅販売件数の発表があるが、たいした指標ではありません。

※米・中古住宅販売件数とは?

全米不動産協会(NAR:The National Association of REALTORS)が、中古住宅の販売件数を所有権の移転が完了した段階で、月ごとに集計した指標。

<引用元:みんかぶFX

 

4月23日(火)

 

23時に米・新築住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数

※米・新築住宅販売件数とは?

米商務省センサス局が、全米及び4つに区分した地域別(北東部、中西部、南部、西部)の新築住宅の販売件数、販売価格、在庫状況などについて調査し、公表するもの。

<引用元:みんかぶFX

 

※リッチモンド連銀製造業指数とは?

リッチモンド連銀製造業指数とは、リッチモンド連銀が毎月下旬(第四火曜日)に発表する、リッチモンド連銀管轄のバージニア州やノースカロライナ州の製造業の景況感経済指標のことです。

<引用元:株初心者のための株式投資とそ相場分析方法

 

4月24日(水)

 

10時半に豪・消費者物価指数CPI

※豪・消費者物価指数CPIとは?

オーストラリア連邦統計局(ABS:Australian Bureau of Statistics)が四半期ごとに消費者が商品やサービスの価格の変化を調査して指数化したもの。

<引用元:みんかぶFX

 

23時に加・加中銀(BOC)政策金利

※加・加中銀(BOC)とは?

加中銀(BOC)とはカナダ中央銀行のことである。

<引用元:FX QuickNavi

 

23時半に米・EIA石油在庫統計

※米・EIA石油在庫統計とは?

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜日に発表する週報に含まれる米国内の石油在庫状況。原油、ガソリン、留出油(ディストレート:精製された石油系燃料のうち、ガソリンなどの軽質油と重油の中間の属するもの。ディーゼル油(軽油)や灯油(ヒーティングオイル)などが含まれる)など各種別に分かれて発表される。

<引用元:みんかぶFX

 

24時15分に加・ボロズBOC総裁の記者会見

 

 

4月25日(木)

 

時間はまだ未定であるが、日・日銀政策金利

15時半に日・黒田日銀総裁の記者会見

21時半に米・耐久財受注、失業保険申請件数

 

4月26日(金)

 

7時45分にNZ・貿易収支

※NZ・貿易収支とは?

ニュージーランド統計局が発表する貿易収支とは、輸出と輸入の収支のことをいいます。貿易収支がよくなると、対象国の経済状況が良いという事から、対象国の通貨が買われやすくなります。

<引用元:Yahoo! JAPANファイナンス

 

8時半に日・失業数、有効求人倍数、東京消費者物価指数CPI

※消費者物価指数CPI

消費者物価指数(CPI)とは、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。

<引用元:Wikipedia

 

21時半に米・GDP速報値、GDP価格指数、個人消費支出PCE、PCE価格指数

※個人消費支出PCE

米商務省が公表する、米国の個人の家計が消費した財やサービスを集計した経済指標。

<引用元:野村証券

 

※PCE価格指数とは?

この指標は、国内総生産(GDP)を構成する個人消費支出のデフレーターである。

<引用元:ZUUOnline

 

4月22日〜4月26日の間で、上記のようなことがあります。

 

上記は強い経済指標です。

 

今週は強い経済指標が多いので、この時間帯は取引を避けることが賢明でしょう。

 

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