どうもインベスターS.Tです。
「MFIインジケーター」と人気の「RSI」は、似たようなインジケーターとして紹介されることが多々あります。
2つとも、多くのトレーダーに利用される、人気のインジケーターと言っても過言ではありません。
そこで!
今回は、「この似たものインジケーター2つと、発生するダイバージェンスを利用したバイナリーでの攻略方法」を解説します。
手法や使い方など、詳しく説明していきますので、ぜひバイナリー取引の参考にしてください。
目次
MFIとはどんなインジケーターなのか?
MFIとは、マネーフローインデックスインジケーターの略で、買いや売りの圧力を測るのに利用するインジケーターです。
RSIと似た特徴を持っており、2つを同時に表示すると、同じような推移を示すこともよく見られます。
ただですね、もちろんまったく同じというわけではありません。
RSIは、相場の変動反を利用して表示されるインジケーターですが、MFIは値幅のほかに出来高も含め計算されているので、違う値動きになることがあるのです。
MFIを導き出すために、出来高を含ませることから、RSIよりも信頼性が高いと評価しているトレーダーもいます。
ただですね、RSIと同様にダマシも発生するので、利用する際は気を付けるようにしましょう。
MFIインジケーターの設定方法について
MFIインジケーターは、MT4に標準装備されているインジケーターです。
次の手順で設定を行っていきましょう。
2)「インジケーター」を選択します。
3)「ボリューム」を選択します。
4)「Money Flow Index」をクリックします。すると設定画面が表示されるので、パラメーター設定を行いましょう。ただ、とくにこだわりが無ければ「期間14」のデフォルト通りがおすすめです。レベル表示につきましても、「20」と「80」に設定されています。
中には、「30」と「70」をおすすめしているトレーダーもいますが、ここはお好みで変更するようにしましょう。
最後にOKをクリックしたら、サブ画面にMFIが表示されます。
MFIインジケーターの使い方について
MFIインジケーターは示した数値から買われすぎ、売られすぎを判断します。
MFIが80(70)以上になれば買われすぎと判断しそこから反転すると考え、逆張りの「ローエントリー」を行います。
MFIが20(30)以下になれば、売られすぎと判断し、そこから反転すると考え、逆張りの「ハイエントリー」として考えることができるのです。
利用する際の注意点
ただですね、ダマシも多いため反転をせずに、80以上や20以下を推移し続けることもあり得ます。
もし、20以下を数位し続けた場合は、20ラインを超えたときが「ハイエントリーポイント」と考えるようにしましょう。
また今回のタイトルにあるように、RSIと同様に、MFIインジケーターにもダイバージェンスが発生することがあります。
MFIインジケーターも、ダイバージェンスが発生すれば、転換のポイントと判断することができるので、見極められるようにしておきましょう。
MFIインジケーターとRSIとダイバージェンスを組み合わせた攻略法とは?
MFIインジケーターとRSIで、信頼性が高い状況と言えば、やはりダイバージェンスが発生したときです。
バイナリー取引でダイバージェンスが発生したときは、信頼性の高い逆張りのエントリーポイントとして活用することができます。
それでは攻略法となる「エントリーポイント」を順番に説明していきましょう。
例として、下降からの逆張りでの説明です。
1)MFIインジケーターで、明らかなダイバージェンスを確認します。
2)RSIが25ラインから上に突き抜けます。
3)このとき3分取引でハイエントリーを行います。
もちろん、逆をエントリーポイントとして活用しても大丈夫です。
上昇トレンドからのローエントリーとして活用してください。
ただですね、この瞬間を待っていると、中々エントリーポイントが発生しないとヤキモキするかもしれません。
そのため、MFIインジケーターでダイバージェンスが発生したときに、RSIが50ライン付近に無ければ、逆張りでエントリーをしても勝率は保てます。
RSIが50付近にあっても、勝ているかもしれませんが、負ける可能性が高くなるので、勝率を下げる原因になりかねません。
RSIが50付近のときは、エントリーを避けるようにしましょう。
MFIインジケーターに関するまとめ
MFIインジケーターは、一般的に逆張りで利用されるインジケーターです。
単純に、80を超えたから買われ過ぎで逆張りのローエントリーとして活用しても問題はありません。
ただ、どうしてもダマシが多く発生してしまいます。
その点を補うために、RSIを合わせて表示させ、バイナリー取引を攻略していくのです。
ダイバージェンスの発生を見極めるのは、初心者には大変かもしれません。
動きの止まっている過去チャートでは見つけやすいのですが、生きたチャートで発生を見つけるのは、慣れが必要と言えます。
今回の攻略法のポイントは、RSIが50付近にないときを利用する点です。
その状況を確認できたら、上昇トレンドの時は、ローソク足の高値を意識して、ダイバージェンスを探すようにしましょう。
逆に下降トレンド中は、ローソク足の安値を意識するようにします。
一度発見できるようになれいば、その後は簡単に見分けられるようになるはずです。