どうもインベスターS.Tです。
バイナリーオプションで勝率を上げるためには、知識と経験が必要不可欠です。
しかし、国内ではバイナリーオプションの規制が厳しいということもあり、バイナリーオプションを学ぶための書籍などはほとんど存在しません。
そのため、バイナリーオプションを学ぶためには、FXや株における手法や考え方を学ぶことが必要になります。
今回はその中から、「半値戻し」と「半値押し」の2つについて解説していきます。
とても基本的な考え方なので、是非覚えておきましょう。
目次
半値戻しとは?概要について
半値戻しというのは、簡単に説明すると「下がっていた価格が下げ幅の半分くらい戻る(上昇する)」ということになります。
レジスタンスラインやサポートラインなども同じで、「その価格帯が、トレーダー達に意識されているからそこで跳ね返るのか?、もしくはブレイクするのか?」と多くのトレーダーが注目しています。
半値押しとは?概要について
続いては、「半値押し」についてです。
これについては、先ほど解説した半値戻しの逆で「上がっていた価格が上げ幅の半分くらい戻る(下降する)」ことを「半値押し」と言います。
「押し」というのは、相場でよく使われる用語です。
意味は「上昇している時に見られる軽い下落」です。
半値押しというのも、上昇していた価格が下がり始め、上げ幅の半分のところを「半値押し」と呼びます。
他にも、「押し目買い」や「押し安値」など、「押し」というワードを使った用語は多いので、基礎知識として覚えておきましょう。
半値戻しの見方や使い方について解説!
半値戻しを見る際には、「フィボナッチリトレースメント」というテクニカル分析を使うことをお勧めします。
フィボナッチリトレースメントの使い方について
そして、フィボナッチリトレースメントを使う時によく意識されるのが、「38.2%・50%・61.8%」です。
その中で、今回紹介している「半値戻し・半値押し」というのは、もちろん50%のラインになります。
設定の仕方について
直近の安値に0.0%を設定し、直近の高値に100%が来るように設定します。
その時の50%のラインが「半値押し」、その逆の場合が「半値戻し」です。
半値戻しと半値押しの見方について
フィボナッチリトレースメントを使うことで、「半値押し・半値戻し」のラインがとても分かりやすくなるのに加えて、その他の意識されているライン(38.2%や61.8%など)に関しても一目で確認できるため、相場をいろいろな見方で分析することができます。
半値戻しは全戻しに繋がるのか?
よく相場で言われるのが「半値戻しは全値戻し」という格言です。
これは、「半値戻しまで来たからと言って戻されるわけではない」ということを指して言った言葉です。
注意点について
半値戻しが全て全値戻しになるとは言えませんが、「全値戻しになるかもしれない」と常に警戒しておくことは必要です。
「全値戻しになるのかどうか?」という見極めは、ベテラントレーダーでも難しく、「100%全値戻しになる!」とは断言できる状況はありません。
半値を意識したうえでテクニカル分析やローソク足を見たり、「全値戻し・半値戻し」のどちらでも対応できるようにリスク管理をしたりすることで、継続的に利益を上げることができるようになります。
半値戻しに関するまとめ
FXやバイナリーオプションを始めたばかりの方は、テクニカル分析やツールなどを使った取引手法に注目しがちですが、原点に戻るとチャートは投資家たちの集団心理で作られているものです。
それらの心理を読んだ上で、「どういう取引をすればよいか?」ということを簡略化したものが、テクニカル分析やツールということになります。
一度テクニカル分析やツールを使う前に、今回紹介したような「半値戻し・半値押し」などを含めた、投資家の心理について勉強することで、テクニカル分析の理解度も大きく変わってきます。
バイナリーオプションで勝率を上げる際に、とても役に立つので是非勉強してみてください。