どうもインベスターS.Tです。
世界中のトレーダーが意識しているポイント、それが「サポートライン」で有り、「レジスタンスライン」になります。
そして、サポートラインやレジスタンスラインにもなり得る場所、それが「キリ番(ゼロライン)」です。
末尾の数字が「00」と続く事から、ダブルオーとも言われています。
そこで!
今回は、「バイナリーでもキリ番は意識され、攻略の手段になるのかを検証し、手法について」も紹介いたします。
目次
キリ番とは何か?どんな意味?
キリ番は、通貨のレート末尾が「00」となる値です。
インジケーターがエントリーポイントを知らせるサインは、トレーダーによって使っているソフトも異なるため、世界中のトレーダーが同じポイントを注目するとはなり得ません。
その点、キリ番は通貨のレート末尾が「00」と、誰もがハッキリと認識出来る、分かり易いポイントの為、キリ番では多くのトレーダーがアクションを起こし易い場所となります。
その節目として、世界中のトレーダーに意識されている、キリ番を狙ってバイナリー取引をするメリットを考えて行きます。
キリ番を狙ってバイナリー取引するメリットとは?
キリ番は「ラウンドナンバー」とも呼ばれ、海外のトレーダーもやはり切の良い数値は、意識する為、心理的な影響力が非常に高いポイントになります。
人間は近場に切の良い数値が見えると、
と無意識の内にも行動してしまいます。
その人間の心理的影響で、決済やポジション取りを多くのトレーダーが急激にアクションを起こすことで取引量が増え、それが、チャートに現れ値動きが激しくなる傾向が有ります。
それを事前に織り込んで、上手に流れに乗れますと、大きく勝てます。
キリ番を狙ってバイナリー取引を攻略する手法とは?
攻略方法は、キリ番はサポートラインやレジスタンスラインになるので、反転を見越して逆張りを仕掛ける方法となります。
「黄色〇」がキリ番です。
チャートは5分足で、ランダムに選んだ時間軸にキリ番ラインを引いてみました。
思った以上に、キリ番を境に反転するケースが多いのが分かると思います。
エントリーの仕方について
反転を想定する場合は、キリ番ラインに向かうローソク足が、上昇中の場合は、キリ番位置に「Low」チケットを購入します。
逆に、ローソク足が下落してキリ番ラインに向かう場合は、キリ番位置で「High」チケットを購入します。
キリ番を狙って取引する際の注意点とは?
では、チャートを見ながら、エントリーポイントの検証と注意点を記載いたします。
キリ番を検証してみました
1分足チャートのキリ番に赤いラインを引きました。
「HighLow1分ターボ」に合わせて使う前提です。
チャート左から①はキリ番位置が頂点になり、見事に反転をしています。
これは、勝ちになります。
次の下落中に大陰線が出て、勢いに流されキリ番位置は無視されてしまいました(黄色の×印)。
レートが戻って来て②のキリ番位置でまた、反転となり、勝ちになります。
③位置で上昇して来たローソク足はキリ番ラインで反転しました。
勝ちになります。
一ローソク足だけ下落し後、上昇して来まして、再度④のキリ番で上昇を止められ下落しました。
ここも勝ちになります。
大きく下落の途中で、大陰線がキリ番を超え、ここは、無視されました。
その後、レートは上昇を始めますが⑤のキリ番位置で一旦、ローソク足は下落します。
ここは、勝ちになります。
その後、中陰線が2回キリ番を跨ぎ、キリ番位置でレンジ状態になりました。
そして、ローソク足は⑥で上昇してきて、キリ番位置に向かいますが、反転せず次の足は上え抜けました。
ここは、負けになります。
大陰線のローソク足でキリ番をスルーしたのと、明らかな⑥の負を含めますと、5勝5敗になってしまいました。
戦績としては全然、駄目ですね。
特に⑥のキリ番位置の対策を考えないとなりません。
キリ番を攻略する際の対策法
それでは、対応方法を考えてみます。
まず、大陽線や大陰線が現れ、チャートに勢いが有るローソク足がキリ番を跨ぐ場合は、キリ番効果は無いと憶えておきましょう。
次に、⑥の様に一旦止まるかに見えて、次の足が継続して上昇するケース。
前回チャートに「ボリンジャーバンド2σ」を足しました。
キリ番のラインを今回は白色に変更しました。
⑥のキリ番位置をご覧ください。
推進方向の直ぐ傍に、ボリンジャーバンド2σのラインが有るのが分かります。
このケースは、2σタッチまで待ちましょう。
ボリンジャーバンド2σタッチ後のローソク足は、下落をしております。
しかし、そのままバンドウォークしていますので、2σタッチで反転するとは決められませんので、ご注意ください。
あくまでも、キリ番の補助としての役目とお考え下さい。
キリ番(ゼロライン)に関するまとめ
キリ番の概要まとめ
世界中のトレーダーが意識、無意識に関わらず値幅に変動が現れる位置、それがキリ番ですね。
人間の心理はおかしなもので、割り切れる数値が好きなのです。
その効果を見る為に、今回はチャートに「00」位置にラインを引いて、検証を試みました。
・充分に効果が現れる場所
・大陽線、大陰線等のローソク足では全く効果は見られず無視をされる状態
・反転しそうなローソク足の形にも関わらず、そのまま継続するケース
色々なパターンがあることが分かりました。
様々なケースを想定しよう!
相場の状況は、大手機関投資家、無数のトレーダーによりチャートのパターンが形作られていきます。
バイナリーオプションにおいても、様々なケースを想定してHighLowを決めなければ勝率のアップは望めません。
例えばですが、今回の1分ターボに絡ませて、5分単位取引も同時に視野に入れてチケットを購入するなど、幅を持たせてバイナリーオプションを楽しむことをお薦めいたします。